1)発行後、3年を経過していない委員会報告(年次論文集)の閲覧にはユーザ名とパスワードが必要です。ユーザ名とパスワードは会員専用ページにある「コンクリート工学年次論文集ログイン情報」から入手できます。
2)発行後、1年を経過していない委員会報告(年次論文集)は、PDFの閲覧はできません。書誌情報と要旨のみになります。
3)FS委員会。翌年度から種別A(2年間)に移行。
4)受託研究委員会。委員名簿等の詳細は公開していません。
JCI-TC201A コンクリート構造物の劣化予測における学術研究の役割とその成果の活用に関する研究委員会
活動期間 2020年度~2021年度
JCI-TC202A コンクリート構造物の構造・耐久性シミュレーションにおける検証と妥当性確認に関する研究委員会
活動期間 2020年度~2021年度
JCI-TC203A アンボンドプレストレストコンクリート構造部材の曲げ挙動に関する研究委員会
活動期間 2020年度~2021年度
JCI-TC204A 性能評価型耐震設計に用いるコンクリート構造物の非線形モデル研究委員会
活動期間 2020年度~2021年度
JCI-TC205F 内部膨張反応によるコンクリートの膨張評価と予測に関するFS委員会
活動期間 2020年度3)
設立趣旨 |
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近年、アルカリシリカ反応やエトリンガイトの遅延生成、さらには骨材中の硫化鉱物の酸化によるエトリンガイト生成など、内部膨張反応(ISR)によるリスクが国内外で注目されているが、これらの膨張現象の評価・予測は未だ研究途上である。本委員会では、ISRに共通する基礎理論を改めて見つめ直し ISRに関する試験法と予測モデルをセットで提案することで、より実行性のあるISRリスク評価法を世界的にも先行して提示することを最終目標とする。本目標達成のため、FS委員会では、数値解析モデル と室内実験・分析手法の利点・欠点を整理した上で、今後モデリングや試験法で目指すべき方向性を提 示する。また、硫化物含有骨材の国内リスクを検討し、今後の研究方向性を示す。
委員名簿 |
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委員長 | 川端雄一郎 | (国研)海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 |
幹事 | 佐川康貴 | 九州大学 |
高橋佑弥 | 東京大学 | |
寺本篤史 | 広島大学 | |
宮本慎太郎 | 東北大学 | |
委員 | 浅本晋吾 | 埼玉大学 |
安藤陽子 | (株)太平洋コンサルタント | |
五十嵐豪 | 東京大学 | |
上田尚史 | 関西大学 | |
扇嘉史 | 太平洋セメント(株) | |
川上隆 | 九州大学 | |
栗原諒 | 名古屋大学 | |
佐藤賢之介 | 山梨大学 | |
関友則 | 住友大阪セメント(株) | |
戸田圭彦 | JIPテクノサイエンス(株) | |
西岡由紀子 | (株)竹中工務店 | |
丸山一平 | 東京大学 | |
三浦泰人 | 名古屋大学 | |
山田一夫 | (国研)国立環境研究所 | |
吉田夏樹 | (一財)日本建築総合試験所 | |
顧問 | 市川恒樹 | 北海道大学名誉教授 |
JCI-TC206C コンクリートに用いる粉体系材料の環境安全品質に関する研究委員会4)
活動期間 2020年度~2021年度
委員長 大迫政浩(国立環境研究所)
JCI-TC211A 微視的機構に基づくコンクリート構造物中の内部膨張評価と予測に関する研究委員会
活動期間 2021年度~2022年度
設立趣旨 |
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近年、アルカリシリカ反応やエトリンガイトの遅延生成、さらには骨材中の硫化鉱物の酸化によるエトリンガイト生成など、内部膨張反応(ISR)によるリスクが国内外で注目されているが、これらの膨張現象の評価・予測は未だ研究途上である。膨張劣化というISRに共通する基礎理論を改めて見つめ直し、ISRに関する試験法のあるべき方向性や材料・構造のモデルをセットで提案することで、より実行性のあるISRリスク評価法を提示することを最終目標とする。具体的には、ASRやDEFの微視的機構、またミクロな膨張圧生成プロセスとマクロな構造物の劣化プロセス両者の相互影響を検討し、微視的機構に基づいたコンクリート構造物中の内部膨張の評価と予測に関する数値解析モデルや実験・分析手法を整理する。また、硫化鉄含有骨材による劣化のメカニズムを整理するとともに、地質学的アプローチにより、日本における発生リスクを検討し、提示する。
委員名簿 |
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委員長 | 川端 雄一郎 | (国研)海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 |
幹事 | 佐川 康貴 | 九州大学 |
高橋 佑弥 | 東京大学 | |
吉田 夏樹 | 島根大学 | |
宮本 慎太郎 | 東北大学 | |
三浦 泰人 | 名古屋大学 | |
委員 | 浅本 晋吾 | 埼玉大学 |
安藤 陽子 | (株)太平洋コンサルタント | |
五十嵐 豪 | 名古屋大学 | |
上田 尚史 | 関西大学 | |
扇 嘉史 | 太平洋セメント(株) | |
川上 隆 | 九州大学 | |
栗原 諒 | 東京大学 | |
櫻庭 浩樹 | (国研)土木研究所 | |
佐藤 賢之介 | 山梨大学 | |
関 友則 | 住友大阪セメント(株) | |
寺本 篤史 | 広島大学 | |
戸田 圭彦 | JIPテクノサイエンス(株) | |
西岡 由紀子 | (株)竹中工務店 | |
丸山 一平 | 東京大学 | |
山本 大介 | 大分工業高等専門学校 | |
山田 一夫 | (国研)国立環境研究所 | |
顧問 | 市川 恒樹 | 北海道大学名誉教授 |
活動概要等
JCI-TC221A セメント・コンクリートの環境影響評価に関する研究委員会
活動期間 2022年度~2023年度
設立趣旨 |
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パリ協定やSDGsなどを背景に、持続可能な社会を目指す取組みが推進される中で、セメント・コンクリート産業においても、SDGsを意識した取組みが数多くなされており、その一環として、様々な環境負荷低減に関する活動が行われている。しかし、セメント・コンクリートに関連する環境影響評価においては、一部の評価範囲や評価項目に対してのみ実施されがちなのが実情であり、このことを鑑み、多様な環境側面を網羅的に評価する理想的な姿に近づけるため、現実的で妥当性のある環境影響評価の枠組みを検討するものである。これによって、セメント・コンクリートに関連する多面的な環境影響を適切に評価する手法を提示することを目的とする。
委員名簿 |
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委員長 | 河合 研至 | 広島大学 |
幹事 | 伊代田 岳史 | 芝浦工業大学 |
内田 俊一郎 | 太平洋セメント(株) | |
加藤 弘義 | (株)トクヤマ | |
小山 明男 | 明治大学 | |
委員 | 石田 剛朗 | UBE三菱セメント(株) |
井隼 俊也 | オリエンタル白石(株) | |
桐野 裕介 | 太平洋セメント(株) | |
國枝 陽一郎 | 東京都立大学 | |
黒田 泰弘 | 清水建設(株) | |
小林 謙介 | 県立広島大学 | |
澤村 淳美 | 戸田建設(株) | |
新見 龍男 | (株)トクヤマ | |
中村 菫 | (国研)海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 | |
ヘンリー・マイケル | 芝浦工業大学 | |
松沢 晃一 | 明治大学 | |
宮本 慎太郎 | 東北大学 | |
横関 康祐 | 東洋大学 | |
吉本 徹 | (一社)セメント協会 | |
渡邉 悟士 | 大成建設(株) |
活動概要等
JCI-TC222A コンクリート中の鉄筋腐食の統一的な取扱いに関する研究委員会
活動期間 2022年度~2023年度
設立趣旨 |
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我が国は四方を海に囲まれており、冬季に凍結防止剤を散布する山間部も多いため、鉄筋腐食はコンクリート構造物の抱える重要な課題となっている。鉄筋腐食に関しては、これまで塩化物イオンや中性化について議論されており、塩化物イオン量が多いほど、中性化深さが大きいほど腐食の進行が速いと考えられてきた。しかし、最近の研究により、塩化物イオンの浸入や中性化によるpHの低下は腐食の起点にはなるが、その後の腐食の進行は水と酸素の作用の仕方で決まる可能性が高いことが分かってきている。また、様々な構造物における腐食生成物の調査の結果、腐食環境は水と酸素の作用の仕方により、乾燥環境、湿潤環境(酸素十分)、湿潤環境、乾湿繰返し環境に分類することができ、乾湿繰返し環境により腐食が進行するケースがほとんどであることも分かってきている。しかし、水の作用形態として、液状水以外にも水蒸気(湿度)などが影響する可能性も考えられるが、この点に関してはこれまでほとんど議論がなされていないのが現状である。水の作用の仕方について整理できれば、塩害や中性化といった枠組みではなく、統一的な腐食の取扱いが可能になると考えられるため、本研究委員会ではコンクリート中の鉄筋腐食に与える水の影響を整理することを目的とする。
委員名簿 |
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委員長 | 高谷 哲 | 京都大学 |
幹事 | 上田 洋 | (公財)鉄道総合技術研究所(2024.6退任) |
左藤 眞市 | (地独)大阪産業技術研究所 | |
染谷 望 | (株)ナカボーテック | |
松沢 晃一 | 明治大学 | |
福山 智子 | 立命館大学 | |
委員 | 五十嵐 豪 | 東京大学 |
金光 俊徳 | (一財)電力中央研究所 | |
黒川 浩嗣 | 西日本旅客鉄道(株) | |
齊藤 亮介 | 清水建設(株) | |
酒井 雄也 | 東京大学 | |
崎原 康平 | 琉球大学 | |
塚越 雅幸 | 福岡大学 | |
土井 康太郎 | (国研)物質・材料研究機構 | |
中田 清史 | (国研)建築研究所 | |
村中 誠 | 中日本高速道路(株) | |
渡邉 晋也 | (一社)日本建設機械施工協会 |
活動概要等
JCI-TC223F コンクリートにおける石灰石微粉末の実用性に関するFS委員会3)
活動期間 2022年度
設立趣旨 |
▼ |
本FS委員会は、石灰砕石製造時の副産物や石灰砕石をさらに粉砕して得られる石灰石微粉末をコンクリートの混和材料として活用して行くに際し、品質の仕様等が明確でないことがコンクリート技術の中での実用性の課題と考えらえることが設立に至った理由である。本FS研究委員会の目的は、コンクリート技術において石灰石微粉末を混和材として実際的に有効活用していく道筋をつけることを目的とし、石灰石微粉末の流通や利用の実状の調査および石灰石微粉末の実用的な効果等に関する既往の文献等の調査を行い、実用性の意義を明確にする。
委員名簿 |
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委員長 | 瀬古繁喜 | 愛知工業大学 |
副委員長 | 加藤佳孝 | 東京理科大学 |
幹事 | 大塚秀三 | ものつくり大学 |
桜井邦昭 | (株)大林組 | |
鈴木澄江 | 工学院大学 | |
委員 | 新大軌 | 島根大学 |
伊藤康司 | 全国生コンクリート工業組合連合会 | |
黒川大亮 | 太平洋セメント(株) | |
澤砥信 | 宇部マテリアルズ(株) | |
十河茂幸 | 近未来コンクリート研究会 | |
古川雄太 | 東急建設(株) | |
星和英 | 山宗化学(株) | |
村上法生 | 清水工業(株) | |
協力委員 | 柳田直 | (株)日東 |
顧問 | 坂井悦郎 | 東京工業大学 |
JCI-TC224F コンクリートのアカデミックデータベースの整理とAIへの活用に関するFS委員会3)
活動期間 2022年度
設立趣旨 |
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本研究委員会は、コンクリート構造物に関する実務での設計や維持管理体系の高度化に対し、今後活用が期待されるAI・機械学習技術の利用を促進させることを目的として、コンクリートの材料及び構造両面でのビッグデータの収集方法の構築と、AI・機械学習への活用方法の提案を行う。具体的には、JCIならびに各種学会で発表された実験及び実構造物データを項目ごとに抽出し、これらの整理方法や公開方法等を議論し、データを一元的に集約するとともに、これらのデータをAI・機械学習に活用し、コンクリート構造物の構造性能や材料挙動等に関する予測の回帰式等、具体的なモデルの構築手順を提示する。
委員名簿 |
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委員長 | 岡崎慎一郎 | 香川大学 |
副委員長 | 浅本晋吾 | 埼玉大学大学院 |
幹事 | 車谷麻緒 | 茨城大学 |
上田尚史 | 関西大学 | |
塚越雅幸 | 福岡大学 | |
角野拓真 | 阿南高等専門学校 | |
委員 | 秋藤哲 | UBE三菱セメント(株) |
五十嵐豪 | 東京大学大学院 | |
田中豊 | (国研)海上・港湾・航空技術研究所 | |
三島直生 | 国土技術政策総合研究所 | |
顧問 | 今本啓一 | 東京理科大学 |
JCI-TC235F コンクリート用自己治癒材の効果とその評価方法に関するFS委員会3)
活動期間 2023年度
設立趣旨 |
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本FS委員会は、環境条件に応じた適切な自己治癒材の選定や適用性を整理し、その効果を実験室レベルで確認する方法、ならびに供用中の構造物における評価方法を確立するため、(1)自己治癒材とセメント硬化体との相互作用、(2)環境ごとの自己治癒コンクリートの適用性ならびに(3)自己治癒材の効果の評価方法に関する既往の知見を最新の計測方法を含めて整理し、特にひび割れ補修、防食に特化した自己治癒効果の評価に関する知見をとりまとめる。
委員名簿 |
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委員長 | 河合 慶有 | 愛媛大学 |
副委員長 | 西田 孝弘 | 静岡理工科大学 |
幹事 | 新 大軌 | 島根大学 |
西脇 智哉 | 東北大学 | |
橋本 勝文 | 北海道大学 | |
委員 | 黒川 翔太 | 會澤高圧コンクリート(株) |
小池 賢太郎 | (国研)海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所 | |
酒井 雄也 | 東京大学 | |
サンジェイ・パリーク | 日本大学 | |
武田 字浦 | 明石工業高等専門学校 | |
寺澤 広基 | 大阪大学 | |
中村 孝道 | (株)安藤・間 | |
花岡 大伸 | 金沢工業大学 | |
林 俊斉 | (株)安藤・間 | |
星 芳直 | 名古屋工業大学 | |
牧田 寛子 | 東京海洋大学 | |
吉田 夏樹 | 島根大学 | |
顧問 | 今本 啓一 | 東京理科大学 |