ホーム > 出版物/JCI規準/論文投稿 > JCI規準・指針 > JCI指針 > 既存コンクリート構造物の性能評価指針2014
地球環境の温暖化を抑制し持続可能な社会を構築するために、既存構造物の状態や保有性能を適切に評価し、補修・補強を加えながら長寿命化を図り、できるだけ長期間にわたって使用できる環境を作り上げることの重要性が注目されております。しかしながら、既存構造物の性能評価は新しい構造物の設計とは異なり、設計基準の範囲が及ばない知識をも必要とするものです。
本指針は、このような状況において利用できる既存コンクリート構造物の性能評価に対する一般的な要求事項とその方法や手順を規定するもので、対象とする構造物は土木構造物と建築物の双方を含んでいる点が特徴です。また、すぐにでも実務に応用可能な実務者向けの数多くの情報は勿論のこと、最先端の研究の位置付けや将来の方向性に関する研究者向けの情報も盛り込まれている点がもう一つの特徴です。この度、6年間の活動を経てJCI指針として取りまとめ、刊行しました。
既存コンクリート構造物の性能評価指針作成委員会