日本コンクリート工学会

ホーム > 委員会活動 > 研究委員会 > 研究委員会 新規専門委員会の課題公募について

研究委員会

 

2024年度研究委員会 新規専門委員会の課題公募について

応募締切:2023年12月20日(水)

公益社団法人 日本コンクリート工学会

研究委員会では、2024年度から新たに設置する専門委員会の課題を公募します。

1.公募の内容

(1) 課題の種別:
以下の3つの種別に該当する課題を募集します。建築・土木等に共通の課題のみならず、それぞれに固有の課題も対象とします。幹事候補は建築・土木同数である必要はありませんが、両分野から選定してください。
種別A:
コンクリート工学およびその周辺領域で進められてきた基礎~応用研究を、関連する研究者・技術者の総合的知見により実用化もしくは体系化に向けて前進あるいはレベルアップさせることを目的とする研究課題。委員会は調査・研究活動を担う必要数の委員で構成する。
種別FS:
種別Aの課題ほど成果の創出可能性(フィージビリティ)が明確でないものや、近い将来のコンクリート工学の発展に寄与する可能性を秘めた研究課題。1年間のフィージビリティスタディ(FS)を行い、その成果を基に翌年度の種別A課題に応募するかどうかを判断する。委員会は委員長を含む委員数20名以内で構成する。
種別B:
基礎研究の推進や新技術の応用、新領域の開拓等を目的とした、萌芽的な研究課題。3~10名、かつ40歳以下の若い研究者・技術者を中心に委員会を構成する。
課題の種別により、下表のとおり、活動期間、予算、成果公表が異なります。
種別 活動期間 年間予算
(最大)
成果公表
A 2年 1年目:150万円
2年目:200万円
・終了後に成果報告書を出版する。
・終了後にコンクリート工学年次論文集に研究成果報告を掲載する。
・シンポジウム・報告会等の実施を原則とする。
FS 1年 150万円 ・FS報告書を研究委員会に提出し、種別Aへの移行を希望する場合は併せて応募用紙を提出する。
B 2年 50万円 ・終了後に成果を公表する。
(会誌での報告や、論文としての発表等)
※記載の金額は最大の場合を示しており、2024年度本学会予算に応じて決定します。
(2) 募集件数:新規課題の採択数は2024年度本学会予算に応じて決定しますが、5件程度が標準です。
(3) 予算は会議開催に係る費用(主として旅費交通費)に充当するほか、「研究専門委員会における予算使途に関する内規」に定められる範囲で、実験・解析を含む調査研究活動に広く使用いただけます。
(4) その他:課題が採択された場合、委員会の運営方法等については、研究委員会でガイダンスを行います。なお、各専門委員会の委員長は、研究委員会に出席し経過報告を行っていただきます。

2.応募方法

所定の応募用紙を下記リンクよりダウンロードし、必要事項を記入のうえ、E-mailで下記提出先まで提出してください。応募用紙は課題の種別によって異なりますのでご注意ください。なお、申込者は原則として委員長候補者としてください。また、応募用紙の書式の変更は不可です。変更された応募用紙は受理いたしませんので併せてご注意ください。
※応募用紙送信後2営業日以内に受領確認のメール返信がない場合は、未着の可能性がありますので事務局までお問合せ願います。

応募用紙(種別A)
応募用紙(種別FS)
応募用紙(種別B)

3.応募締切

2023年12月20日(水)

4.採否について

(1)採否の決定方法:応募用紙に記載の内容を基に研究委員会にて課題の採否について審議し、採択候補を選考した後に、理事会にて決定します。
(2)採否の通知:採否の結果は2024年2月末頃に申込者に通知します。

5.提出先

〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル12階
公益社団法人 日本コンクリート工学会
学術課(担当:高田)
TEL:(03)3263-1571/FAX:(03)3263-2115
E-mail:takada@jci-net.or.jp

[参考]

現在活動中の専門委員会は以下のとおりです。なお、2022年度開始の委員会は今年度終了となります。また、2022年度新規課題は応募4件のうち4件(うち2件はFSで既に終了)、2023年度新規課題は応募7件のうち5件を採択しました。

【2022年度開始】
  • セメント・コンクリートの環境負荷評価に関する研究委員会〔A〕
  • コンクリート中の鉄筋腐食の統一的な取扱いに関する研究委員会〔A〕
【2023年度開始】
  • コンクリートにおける石灰石微粉末の実用性に関する研究委員会〔A〕
  • コンクリートのアカデミックデータベースの整理とAIへの活用に関する研究委員会〔A〕
  • コンクリート構造物の性能評価型耐震設計法の日米比較に関する研究委員会〔A〕
  • 構造性能に主眼を置いた鋼材腐食性状の診断・推定手法に関する研究委員会〔A〕
  • コンクリート用自己治癒材の効果とその評価方法に関するFS委員会〔FS〕

これまでに実施された研究課題については活動を終了した委員会の情報に掲載してありますのでご覧ください。

Copyright © Japan Concrete Institute All Rights Reserved.

トップに戻る