ホーム > コンクリートについて > コンクリートの基礎知識 > 硬化したコンクリート
コンクリートが木材や鋼材などの他の構造材料と本質的に異なるのは、大小の骨材粒をセメントペーストで結合させた複合材料であること、さらに結合材であるペーストは、セメントの水和反応により漸次強度が発現していくことである。したがって、コンクリートの品質は、セメントペースト(混和材料、空気を含んで考える)、骨材などの個々の構成材料の性質によって左右されるだけでなく、それらの複合性状にも左右される。また、その複合性状には、施工や養生などの条件、材齢の影響が大きいことを、常に考慮しなければならない。
硬化したコンクリートの性質の代表的なものとしては、強度性状、変形性状、体積変化、水密性、熱的性質と耐火性、がある。
(上記内容は、コンクリート技術の要点'07からの抜粋です。詳細はそちらをご確認下さい。)