TODA BUILDINGは、都市再生特別地区の認可を受けた地上28階、高さ165mの超高層免震事務所である。高強度PCa柱を用いたダブルH形コアウォールと、建物外周の鉄骨造フレームを組み合わせたハイブリット構造を採用している。コアウォールと鉄骨造フレームは、アウトリガー架構により接続することで、曲げ戻し効果を高めている。RC造コアウォールが建物の心棒となることで、地震エネルギーを各層に分散して特定層の変形と損傷を抑制するとともに、地震力の大半を負担することで外周架構の細柱化や低層階での大空間づくりにも寄与している。本稿では、本建物に適用した構工法、構造設計および施工の概要について報告する。