フライアッシュは、コンクリートにおけるアルカリシリカ反応の抑制、長期強度の増進および物質移動抵抗性の向上に寄与する等多くの利点を有するが、これまで東海地方では十分に活用されてこなかった。東海地方で産出され、JIS A 6201の規定でII種に相当する品質を有するフライアッシュを高速道路構造物で使用していくために検討を実施した。フライアッシュの混和量は、アルカリシリカ反応抑制の観点から内割置換で20%とした。鉄筋コンクリート構造物およびプレストレストコンクリート構造物への適用を想定したフライアッシュコンクリートの性状を実験により検討し、プレーンコンクリートと同様に設計および施工管理を実施できることを確認した。