ホーム > 出版物/JCI規準/論文投稿 > 会誌「コンクリート工学」 > 記事を読む・探す > 2026年1月号目次 > 企画趣旨
近年、業界を問わず転職が一般化し、多様なキャリアの選択肢が広がっています。こうした背景を踏まえ、本特集では本誌に触れる機会のある方々に「コンクリートの周りに、このような働き方もあるのか」と新たな発見を得ていただけたらと、そしてあらためて職業としてのコンクリートの魅力を感じていただくきっかけとなればと考え、企画しました。
特集は全4部構成となっており、合わせて26編すべての特集記事を通じて「コンクリートに携わる仕事の魅力を伝えたい」という想いを込めて執筆いただいています。まずは、目次に目を通していただきたいと思います。目を引くタイトルや、馴染みの少ない著者名も並んでいるのではないでしょうか。詳細はそれぞれの特集記事をお読みいただければと思いますが、本誌の誌面ではこれまでにあまり見かけたことがなさそうな内容や切り口で、著者の方々の経歴や経験も交えながら「コンクリートの魅力」を言葉にしていただいています。
第1部「コンクリート関連業界の近況」では、生コンクリート、セメント、化学混和剤、圧送、コンクリート製品の各業界に携わる方々から寄稿いただき、それぞれの業界の動向や魅力向上の取組みなどを紹介しています。
第2部「コンクリート関係者の日常」では、日々の業務を通して感じられるやりがいや職務の特徴に着目して、コンクリートに携わることの魅力を文章にしていただきました。研究開発職の醍醐味、生コン屋さんの特殊能力、新製品ものづくりチャレンジ、よりよい地域の未来をつくるために、壊さずに伝える、といった、それぞれの立場ならではのユニークな内容が述べられています。
第3部「多様なキャリアパス」では、転職や海外赴任を経験した方々の歩みを紹介します。産・学・官、異業種からの転職、または異業種への転身を含め、さまざまな背景を持つ技術者、研究者、教育者の方々の体験を通じて、コンクリートに関わるキャリアの多様性を身近に感じていただきたいと思います。
第4部「コンクリートの魅力」では、建設分野にとどまらずコンクリートと関わりのある仕事に焦点を当て、著者それぞれの視点からコンクリートの新たな魅力や可能性を語っていただきました。
このように、編集委員会メンバーのネットワークを最大限に活用し、多様なバックグラウンドを持つ方々からの寄稿が実現しました。本誌を手に取られた皆さまが、コンクリートに携わることへの想いや熱意に思いを馳せてくださることを、そして新たな視点や気づきを得ていただき、自身のモチベーションの向上や周囲への波及につながってくれたらと、心より願っております。
(コンクリート工学編集委員会)