日本コンクリート工学会

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会誌「コンクリート工学」

コンクリート工学 Vol.63, No.9
2025年9月号

 

特集
創立60周年記念特集号

日本コンクリート工学会は、本年、創立60周年を迎えた。本特集号は、この創立60周年を記念した特集号である。

創立60周年を迎えるにあたり、本会では創立60周年記念事業実行委員会が組織され、創立60周年記念事業の企画・運営が行われた。記念事業の最大の行事は、7月12日(土)に開催された記念式典、記念講演会、記念祝賀会であり、これにあわせて、記念誌、WEB写真集が発行された。本特集号では、最初に、この創立60周年記念事業について報告する。続いて、本会と関係の深い海外学協会会長から寄せられた、創立60周年への祝辞を紹介する。

本誌では、創立30周年以降、10年ごとに記念特集号が組まれてきた。本特集号では、前回の創立50周年以降に本会会長を務められた先生方に、創立60周年を迎えるにあたっての思いを寄せていただいた。また、この10年間を振り返り、国内外における主な出来事、本会での主な活動を1年ごとにまとめるとともに、重要なトピックスについて、関係の深い方に振り返っていただいた。この10年間での最大の出来事は、何といっても、新型コロナウイルス感染症の蔓延であろう。上記のトピックスのいくつかでは、このコロナ禍における取組みについてまとめていただいている。さらに、各支部が、この10年間あるいはこれまでに行ってきた活動を振り返っていただいた。

そして最後に、これからのコンクリートを考えるために企画した、4つの座談会の模様を報告する。この10年間で、ラグビーW杯、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、さらに、現在、大阪・関西万博が開催されている。このようなビッグイベントにおける建物の役割や今後に何を伝えるのか、コンクリートの可能性がどこにあるのかについて、まず1つ目の座談会では議論いただいた。次に2つ目として、コンクリートに携わる若い世代が、将来をどのように考えているのかについて、技術の伝承といった切り口から意見を交わしていただいた。また、建設従事者不足が今後より深刻化してくれば、AI技術、ロボット技術などの最先端技術の活用が、これまで以上に重要性を増してくる。3つ目の座談会では、最先端技術としてAIに着目して、現状と今後のあるべき姿について議論いただいた。そして4つ目の座談会では、建設従事者不足に直面する建設現場の問題とその解消策について語っていただいた。

本特集号が、日本コンクリート工学会の創立60周年を会員諸氏とともに祝福し、その歩みを振り返るとともに、これからの10年、20年先を考える一助となれば幸いである。

(コンクリート工学編集委員会)

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