ホーム > JCIの紹介 > 沿革 > 日本コンクリート工学会50年のあゆみ > 第3編 事業 8. 電子情報化
本会は、1996年にJCI ホームページを作成して公開したが、急速な電子情報化社会に対応するため、2002年に電子情報化委員会を設置し、日常業務を含めた電子化について検討を開始した。その結果、2002年につくばで開催したコンクリート工学年次大会より、WEB から論文投稿を行うようにし、また年次論文集を印刷版からCD-ROM 版に変更して事務処理の効率化を図った。さらに、翌2003年の大会論文からは、論文査読システムの構築によりすべての投稿論文の査読をWEB で行えるようにした。また、過去の研究情報の電子化により、年次論文集の第1巻から全ての論文をホームページ上で検索できるようにした。2005年9月からはメールニュースを毎月発行し、本部や支部の催しの紹介やコンクリート工学誌の内容紹介を行うようにした。2012年には会員専用ページを立ち上げ、翌2013年からは会誌、論文集と年次論文集の閲覧や報告会の動画の視聴ができるようにしている。2013年に名古屋で開催したコンクリート工学年次大会より大会アプリを公開し、発表論文の電子閲覧や大会の模様の電子配信などを行っている。この時期より定期的なJCI ホームページの更新に向け新たな組織づくりを企画し、2015年に設置された「情報コミュニケーション委員会」にホームページに関わる所管を移行し、電子情報化委員会は本部の電子情報化に関わる支援組織として不定期な委員会へと改組した。