日本コンクリート工学会

ホーム > JCIの紹介  > 支部関連 > 各支部からのお知らせ >  四国支部 コンクリート工の生産性向上を目的としたトラックアジテータ車の高性能化に関する研究委員会成果報告会 —参加募集—

各支部からのお知らせ

 

四国支部 コンクリート工の生産性向上を目的としたトラックアジテータ車の高性能化に関する研究委員会成果報告会 —参加募集—

開催日:2025年3月3日(月)
申込締切:2025年2月14日(金)

主催:日本コンクリート工学会 四国支部
共催:土木学会四国支部

コンクリート工の生産性向上の障害の1つに、レディーミクストコンクリートの受入検査があります。受入検査のうち、スランプ試験は、AIを用いた画像データによる判定技術が検討されています。しかしながら、空気量試験に関しては、あまり進んでいないのが現状であります。
これに対して、トラックアジテータ車のドラム全体を空気量試験の容器として捉えることで、単位容積質量による空気量の判定ができるのではないかという新しい試みが検討されています。JCI四国支部では、この試験方法の実証実験を四国内の生コン工場で実施し、問題点および解決策を洗い出すことを目的とし、「コンクリート工の生産性向上を目的としたトラックアジテータ車の高性能化に関する研究委員会(委員長:徳島大学・橋本親典、幹事長:㈱キクノ・横山卓哉、幹事:香川県生コン工組・新居宏美)」を設置し、2023年度〜2024年度の2年間の活動をしてまいりました。
また、徳島大学では、空気量試験とは別に、ミキサ車に積載されたコンクリートのスランプロスの定量化に対して、静電容量型加速度センサ内蔵の無線タグの可能性を検討しています。本委員会では、先の空気量試験とは別にこの無線タグによるミキサ車に積載されたコンクリートの品質変化の定量化も目的としています。
本研究委員会では、新しい空気量試験が実際の生コン工場で空気量試験の代替試験として利用できるかどうかを実証したものですが、最終的な試験方法の提案には至っておりません。今後、継続的に研究することによって、レディーミクストコンクリートの受入検査である空気量試験の代替試験あるいは省力化を図ることに、本書が貢献することを願っております。
つきましては、2年間の調査研究活動の成果の報告会を下記の要領で開催致します。ふるってご参加くださいますようご案内申し上げます。

1. 開催日時

2025年3月3日(月) 13:30〜17:00
受付:13:00〜

2. 開催場所

ホテル パールガーデン 1F 玉藻
https://hotel-pearlgarden.jp/
〒760-0066 香川県高松市福岡町2-2-1
TEL:087-821-8500 FAX:087-821-8742

3. 聴講料

会員2000円、非会員3000円、学生会員1000円
ただし、委員会報告書(USBメモリ)を含む。聴講料は、当日、会場でお支払いください。
会員とは、日本コンクリート工学会会員または土木学会会員を意味します。

4. 定員

80名

5. 申込方法

四国支部HP(http://www.jci-net.or.jp/~branchi_shikoku/)に掲載の申込用紙に所定事項を明記のうえ、下記申込先までE-mailの添付ファイルでお申込みください。

6. 申込締切

2025年2月14日(金)

7. 申込先・問合せ先

古田満広
TEL:087-861-7452
E-mail:mfuruta@zennama.or.jp

8. CPD

本報告会は、土木学会認定CPD(継続教育)プログラム(3.0単位)です。土木学会のCPDの受講証明書が必要な方は、先の申込書の所定の欄に〇を付けてください。
講習会終了後に必要な方にお渡しします。

9. プログラム

司会 坂本久史(高知県生コン工組)
13:30〜13:40 開会挨拶
JCI理事 古田満広
(香川県生コン工組専務理事)
13:40〜13:50 本委員会の主旨説明
橋本親典(徳島大学大学院)
13:50〜14:20 コンクリート工の生産性向上協議会におけるコンクリートの品質管理・検査の省力化に関する最新の技術の現状と課題
大友健(大成建設(株))
14:20〜14:40 JIS A 1128の空気室圧力方法を含む空気量試験の技術の現状と課題
八倉成美((株)キクノ)
14:40〜15:10 レーザ変位計を用いたトラックアジテータ車に積載された生コンを対象とした全量空気量試験方法(案)
横手健二(阿南生コンクリート工業(株))
15:10〜15:30 <休憩>
15:30〜16:30 全量空気量試験とJIS A 1128空気量試験の比較に関する事例報告
15:30〜16:00 事例紹介1
八倉成美(前掲)
16:00〜16:30 事例紹介2
横手健二(前掲)
16:30〜16:50 静電容量型加速度センサ内蔵の無線タグを用いたトラックアジテータ車に積載された生コンの品質変化の定量化に対する新しい試み
橋本親典(前掲)
16:50〜16:55 今後の課題
橋本親典(前掲)
16:55〜17:00 閉会挨拶
JCI四国支部検査役 橋本親典(前掲)
*プログラムは当日変更の可能性があります。

Copyright © Japan Concrete Institute All Rights Reserved.

トップに戻る