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講演会・シンポジウム

 

「コンクリート基本技術調査委員会・準備工WG」報告会(ハイブリッド形式)建築分野における鉄筋工事の実態調査 —参加募集—

開催日:2025年3月6日(木)
申込締切:2025年2月17日(月)

主催:公益社団法人 日本コンクリート工学会
後援(予定): 土木学会、日本建築学会、日本建設業連合会、全国鉄筋工事業協会、日本建築構造技術者協会

鉄筋工事および型枠工事は、鉄筋コンクリート工事において三位一体的な関係にある基本工事であり、これらの工事が適切に行われることにより、コンクリート構造物の良質な品質を確保できることは言うまでもありません。コンクリート基本技術調査委員会(前委員長:三井住友建設・谷口秀明)は、コンクリート工事に関する製造、運搬、圧送、打込み・締固め、上面仕上げおよび養生などに留まらず、その前工程となる型枠工事や鉄筋工事などのコンクリート工事の準備についても、コンクリート構造物の品質に大きな影響を及ぼすため、調査すべきであるという見解を示しました。これを受けて、準備工WG(主査:日本大学・中田善久)が設置されました。準備工WGでは、型枠工事および鉄筋工事に関連する基本技術の整理および課題の抽出などを主な調査目的として活動を実施してきました。
2015年度から2017年度までは、型枠工事に主眼を置き、せき板にコンクリート型枠用合板を用いる在来型枠工法を対象として、各種仕様書の規定の変遷を調査するとともに、型枠の材料、型枠工事がコンクリートの品質に及ぼす影響および型枠工事の施工における留意点などの調査・整理を行いました。2018年度以降は、準備工WGのもう一つの調査対象である鉄筋工事に関する基本技術の調査に移行し、継続的に活動を行ってきました。この調査の中で、特に建築の施工現場において、近年の構造物の高耐震化や長寿命化などの流れを受け、構造図通りの配筋ができないケースや配筋作業が著しく困難なケースが生じており、納まらない配筋の解決策について検討する必要が課題として挙げられました。配筋の納まりに関する問題の解決に向けて、納まらない配筋の根本的な原因を整理し、解決への糸口を得るためには、鉄筋工事に係わる構造設計者、施工管理者および鉄筋専門工事業者のそれぞれの立場から見た鉄筋工事における問題点や課題点を抽出することが必要であり、この実態を明らかにすることを目的にアンケート調査を実施し、報告書に取り纏めました。本報告書は、このアンケート調査の結果をもとに、配筋の納まりを中心とした建築分野における鉄筋工事の実態を整理したものです。
このたび、本WGの6年間にわたる調査研究の総括として、下記の通り報告会を会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催いたします。関係各位お誘いあわせのうえ、ふるってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

1. 開催日時

2025年3月6日(木)13:00〜17:00

2. 開催場所

日本大学理工学部タワー・スコラS101
(東京都千代田区神田駿河台3丁目11-2)

3. オンライン配信方式

ライブ配信 ※翌営業日から1週間の録画見逃し配信(オンデマンド)も用意します。

4. プログラム(予定)

総合司会:舟橋政司(前田建設工業)
13:00〜13:10
開会挨拶
中田善久(日本大学)
13:10〜13:40
基調講演1
小野里憲一(工学院大学)
13:40〜14:10
基調講演2
曽根巨充(日本建設業連合会、前田建設工業)
<第一部:WG報告>
14:10〜14:20
2章 実態調査の概要
大塚秀三(ものつくり大学)
14:20〜14:40
3章 元請け業者と鉄筋専門工事業者の契約
4章 材料の支給
荒巻卓見(ものつくり大学)
14:40〜15:00
5章 設計または積算段階における検討
6章 施工段階における検討
浦野真次(清水建設)
15:00〜15:20
7章 配筋検査の実施状況
8章 配筋の納まりに関する研修制度
9章 まとめ
荒巻卓見(ものつくり大学)
15:20〜15:30 <休憩>
<第二部:パネルディスカッション>
司会:太田達見(静岡理工科大学)
15:30〜15:35
パネルディスカッションの目的・進め方
太田達見(前掲)
15:35〜15:55 パネラーからの話題提供
15:55〜16:55 パネルディスカッション
16:55〜17:00
閉会挨拶
柳井修司(コンクリート基本技術調査委員会・現委員長、鹿島建設)

(内容、時間、講演順序は、都合により変更することがあります。あらかじめご了承ください。)

5. 参加費

消費税込み、配布資料代含む

正会員(個人) 6,000円
名誉会員・終身会員・フェロー会員※1 3,000円
団体会員※2・後援団体※3・4 7,000円
会員外 9,000円
学生会員※5 3,000円
学生会員外※5 4,000円

※1 JCIの名誉会員・終身会員・フェロー会員の方は、必ず会員証のコピーをご提出ください。
※2 本学会団体会員の役員・職員
※3 後援団体の個人会員および役員・職員
※4 日本建設業連合会、全国鉄筋工事業協会加盟会社の役員・社員および同協会の役員・職員
※5 学生の方は、必ず学生証のコピーをご提出ください。

6. 申込方法

1)

参加申込はWebサイトからのオンライン申込となります。申込は12月16日(月)に開始予定です。申込用Webサイト(イベントペイ)は、対面参加用申込サイトとオンライン参加用申込サイトに分かれていますので、どちらか一方からお申込ください。申込サイトへは、以下のリンクをクリック、もしくはQRコードをスマートフォン等で読み込んでアクセスしてください。

対面参加用申込サイト
オンライン参加用申込サイト

各参加者に個別のID/パスワードを設定する都合上、お申込は参加者ご本人から1名ずつお願いいたします。複数名まとめてのお申込はできません。また、請求書の発行によるお支払いも受け付けておりません。
なお、名誉会員・終身会員・フェロー会員の方は会員証の写し、学生会員・学生会員外の方は学生証の写しを、参加申込をする前に8.のお問合せ先メールアドレスまでPDF等のファイル添付にて提出をお願いいたします。担当者より確認済のメールを送付いたしますので、その後お申込をお願いいたします。会員証または学生証のご提出が無い場合のお申込は無効となります。
また、団体会員を含む会員区分でお申込の方は、申込に当たり会員番号の入力が必要となります。会員番号が不明の方は、お申込前に8.の問合せ先までご照会ください。
参加費のお支払方法は、クレジットカード決済、コンビニ決済、ペイジー決済からお選びいただけます。コンビニ決済およびペイジー決済をご選択された場合には、お申込から2週間後(または7.に記載の支払い完了期限の早い方)までに入金確認できない場合はお申込無効とさせていただきます。なお、領収書は入金確認後にお送りするメールに記載のURLからダウンロードいただけます。
*納入された参加費は、定員に達しお断りした時以外はお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。ただし、不慮の災害・事故等により中止になった場合には、資料代金相当額を控除した額をご返金いたします。中止時の控除額や、返金対象となる参加申込種別などの詳細は、本学会ホームページにある本報告会の案内ページへ、申込締切日までに掲載いたします。

2) 報告書の発送と、報告会サイトのURLおよびログインID/パスワードのお知らせは、配信開始日の1週間前頃を予定しております(URLおよびID/パスワードは、対面参加でお申込の方にも発行いたします)。
3)

対面参加でお申込の方には、入金確認後にご登録メールアドレス宛にWebチケットを発行いたします。会場へ入場の際はこのWebチケットをスマートフォン・タブレット等の画面に表示して受付係員にご提示ください。なお、スマートフォン等をお持ちでない方は、写真付身分証明書のご提示により参加申込者であることを確認させていただきます。

7. 申込締切

2025年2月17日(月)24:00にてWeb受付を終了します。ただし、定員(対面参加150名、オンライン参加150名)になった時点でも締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。なお、2月19日(水)までに参加費の支払いが完了していない場合には、参加申込は無効とさせていただきますので、ご注意ください。

8. 問合せ先

〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル12F
公益社団法人日本コンクリート工学会
「コンクリート基本技術調査委員会・準備工WG」報告会係(担当:宮光)
TEL:03-3263-7204/FAX:03-3263-2115
E-mail:miyamitsu@jci-net.or.jp

9. CPDについて

オンライン形式による講習会等がCPD単位の認定対象となっているか否かについては、本学会に受講証明書の発行依頼を行う前に、必ず申請先の団体にご確認をお願いいたします。CPD・CPDS申請用の受講証明書をご希望の場合は、申請先団体の書式へ必要事項を記入のうえ、110円切手を貼付した返信用封筒とともに上記の問合せ先へご郵送ください。受講証明印を捺印のうえ、返送いたします(郵送での対応のみとなります)。ただし、受講証明印の捺印は次の3つの条件を満たした場合に限ります。(1)参加登録した者であること、(2)対面参加の場合はWebチケット提示等による入場記録があること、オンライン参加の場合はログインした報告会サイトにプログラムの90%以上の視聴記録があること、(3)3月20日(木)までに簡易レポートが提出されていること。簡易レポートは100字以上とし、Wordファイルで作成し、上記問合せ先までメール添付でご提出ください。(1)(2)(3)を事務局にて確認したうえで順次受講証明書を返送いたします。

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