ホーム > コンクリートについて > 月刊コンクリート技術 > 2017年5月号
センサネットワークの技術活用の有効性と将来の可能性は大きく広がっており,輸送機器分野や医療機器分野ではセンサ技術による自動診断・制御システムの実用化が進み,我々の社会生活も大きな変革期を迎えています。国土交通省では社会インフラの維持管理におけるセンサ技術の実用化を促しており,センサモニタリング技術を活用した建設生産システムや維持管理システムの構築に取り組むことの必要性が高まってきています。
JCI-TC151A「実構造物への適用性を重視した各種センサ技術の調査と体系化研究委員会(委員長:広島大学・大久保孝昭教授)」では,構造物や部材の施工品質および健全度を判断するために,実構造物において,計測の制約にとらわれず何をどの部位で計測し,どのような物性値で評価するかを明確にし,合理的な評価を実現するために必要な各種センサ計測技術を纏めることを目的として,平成27年度から平成28年度の2年間活動を行いました。
なお,本委員会の報告会を下記の日時で行いますので,皆様奮ってご参加ください。
13:00~13:15 | 開会挨拶および委員会趣旨説明 |
13:15~13:55 | 委員会報告(WG1):建設分野におけるセンサ技術のニーズ |
13:55~14:35 | 委員会報告(WG2):センサ・計測・ネットワーク技術の動向調査報告 |
14:35~14:50 | <休憩> |
14:50~15:20 | 委員会報告(WG3):建設分野でセンサを活用した事例紹介 |
15:20~16:20 | 建設分野におけるセンサ技術活用に関する意見交換 |
16:20~16:35 | 総括・今後の展望および閉会挨拶 |
※会員専用ページには「増刊コンクリート技術2017年5月号」として,本記事より詳細な内容(一部結果含む)が掲載されています。そちらもご覧ください。
ログインページはこちら https://www.jci-net.or.jp/j/member/only/auth.php
なお、本委員会の報告書はCDで刊行いたします。CDには委員会報告書の本文のほか、センサ技術に対するニーズを整理し、技術を体系化したデータベースなども収録する予定です。
図—1 (左)委員会報告書CDの画面 (右)データベースの検索画面 ※上記は作成途中のものであり、記載内容・デザイン等は変更となる可能性があります。 |