日本コンクリート工学会

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2016年2月号

コンクリート構造のせん断力に対する包括的照査技術研究委員会 活動概要

 鉄筋コンクリート構造物のせん断破壊は,安全かつ合理的な構造物を設計する上で極めて重要な破壊形態であるため,せん断耐荷機構の解明やせん断耐力算定法の精度向上は,コンクリート構造分野における主要な研究課題として扱われてきました。

 JCI-TC143A「コンクリート構造のせん断力に対する包括的照査技術研究委員会」では,せん断問題に関する近年の研究成果を整理した上で,鉄筋コンクリート構造物のせん断に対する照査法の高度化に資する情報を提供することを目的に,活動を行っています。

※会員専用ページには調査研究の概要(一部結果含む)が掲載されています。こちらもご覧ください。
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せん断破壊した建築構造物の柱部材 img
せん断破壊した建築構造物の柱部材
せん断破壊により倒壊した高架橋 img
せん断破壊により倒壊した高架橋

 なお,本委員会の報告会を兼ねたせん断に関するコロキウムを,2016年9月30日(金)に,都内で開催する予定です。論文募集など学会誌「コンクリート工学」にて詳細をご案内しますので,ふるってご参加ください。

担当:渡辺健(鉄道総合技術研究所)
(コンクリート構造のせん断力に対する包括的照査技術研究委員会委員)

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