ひび割れの調査
まず,ひび割れの形状・形態を把握する
(1) ひび割れ図の作成
- ひび割れ幅・長さ
- 出来形のくるい(支保工沈下や型枠変形の有無)
- コンクリート表面の状態(レイタンス,光沢,ざらつきなど)
⇒ひび割れ図に記載するひび割れ幅は予め決めておく
一般には0.1mm以上,防水性や水密性が求められる場合で
0.05mm以上など
(2)ひび割れ深さの確認(必要な場合)
- 非破壊試験あるいは微破壊試験
(ごく浅いひび割れは表面をサンダーで削って確認)
(3) 必要に応じて詳細調査を実施
- 「コンクリートのひび割れ調査,補修・補強指針-2009-」の2.3章詳細調査を参照