「コンクリート工学年次論文集」 Vol.30 原稿募集
申込期間: 2007 年 11 月 5 日 ( 月 ) 〜 12 月 6 日 ( 木 ) まで

社団法人 日本コンクリート工学協会


 第 30 回「コンクリート工学講演会」が,明年 7 月 9 日(水)〜 11 日(金)の 3 日間,コンクリート工学年次大会 2008 (福岡)の主要行事として,福岡国際会議場で開催されます。

  前回の仙台大会では,和文論文・報告による発表 637 編に加えて,英文論文による発表が 26 編ありました。今回も,「コンクリート工学年次論文集」に掲載された論文・報告についての発表および活発な討議の場とすべく,多数の方々に鋭意ご参加下さるようお願い申し上げます。

  今回募集する「コンクリート工学年次論文集」Vol.30の原稿は,従来と同様,「論文」「報告」の2通りとし,「コンクリート工学論文集」の論文審査に準ずる査読審査を行います。また,英文論文・報告の投稿も受付けます。

  投稿をご希望の方は,下記の原稿募集要領を熟読のうえ,ふるってご応募下さい。




原 稿 募 集 要 領

1.
投稿申込み
(1)
申込み者の資格
発表者は,投稿申込みの時点で,本会の正会員(個人会員)に限ります。

!!! 注 !!!
 
1.
投稿申込み時に,会員番号が必要です。 未入会の場合は,必ず事前に入会申込書にて入会手続きを完了し,会員番号を入手して下さい。
連名者は,会員外でも結構ですが,3名を限度とします。

2.
採用された論文・報告は、第30回コンクリート工学講演会で発表していただきます。なお,大会参加費は不要ですが,投稿料をご負担いただきます。また,投稿料には,投稿料,大会参加費,CD-ROM版論文集代が含まれています。
3.
発表者は,筆頭著者に限ります。
4.
申込み後は、筆頭著者の変更ができませんのでご注意下さい。



(2)
申込部門
A. 材料・施工
(1)
セメント
(2)
骨材
(3)
混和材料
(4)
鋼材
(5)
短繊維補強コンクリート(材料)
(6)
連続繊維補強コンクリート(材料)
(7)
強度・力学的性質
(8)
収縮・クリープ
(9)
物性一般
(10)
初期欠陥
(11)
耐久性一般
(12)
塩害
(13)
凍害
(14)
アルカリ骨材反応
(15)
複合劣化
(16)
腐食・防食
(17)
フレッシュコンクリート
(18)
高流動コンクリート
(19)
高強度コンクリート(材料)
(20)
マスコンクリート
(21)
ポリマーコンクリート
(22)
施工
(23)
舗装・ダム
(24)
機能性コンクリート
(25)
エコ・緑化コンクリート
(26)
再生コンクリート
(27)
軽量コンクリート(材料)
(28)
特殊コンクリート
(29)
リサイクル
(30)
補修・補強(材料)
(31)
非破壊検査・診断
(32)
新材料・新工法(材料)
   


B. 構造・設計
(101)
構造設計・設計法
(102)
構造解析
(103)
構成則
(104)
破壊力学
(105)
(106)
はり
(107)
柱はり接合部
(108)
骨組
(109)
耐震壁
(110)
スラブ
(111)
プレストレストコンクリート
(112)
プレキャストコンクリート
(113)
高強度コンクリート(構造)
(114)
付着・定着・継手
(115)
曲げ
(116)
せん断・ねじり
(117)
疲労・衝撃
(118)
靭性
(119)
耐震一般
(120)
耐震性能評価
(121)
振動
(122)
免震・制振
(123)
耐震補強
(124)
耐震診断
(125)
地震被害
(126)
合成・混合構造
(127)
短繊維補強コンクリート(構造)
(128)
連続繊維補強コンクリート(構造)
(129)
軽量コンクリート(構造)
(130)
補修・補強(構造)
(131)
既存構造物の調査
(132)
維持管理・ライフサイクル
(133)
新材料・新工法(構造)



(3)
発表題数 : 1名につき1題に限ります。



(4)
申込方法 : インターネット上のホームページ(HP)でお申込み下さい。



(5)
申込期間 : 2007年11月5(月) 〜 12月6日(木)
!!! 注 !!!
 
1.
最終日12月6日(木)の投稿申込は,17時で終了いたします。
2.
締切日後は,如何なる理由があっても一切受付けいたしませんので,ご注意下さい。




2.
著作権
 掲載された「論文」または「報告」の著作権の行使のうち,複写・転載の許諾に関する権利については日本コンクリート工学協会に委任するものとします。




3.
審査用原稿の作成および提出
(1)
区 分
  審査用原稿は, 「論文」 または 「報告」 として作成して下さい。

「 論文 」 とは,コンクリート工学に関する最近の研究成果について,目的,方法,結果,考察,結論等が明示されており,それだけで完結しているものをいいます。学術的または技術的に価値があり,未発表のものに限ります。

「 報告 」 とは,技術的価値の高い工事報告,資料として有用性の高い調査報告,さらには,設計,施工,構造および材料等に関する最新の技術開発の成果報告をいいます。未発表のものに限ります。


!!! 注 !!!
 投稿申込み終了後、区分の変更は一切受付いたしませんのでご注意下さい。



(2)
題 目
 題目は簡潔で,内容を的確に表現するもので,和文50字,英文半角100字として下さい。 副題をつけたり,(その1)(その2)・・・としたり,商業宣伝となるような ものは認められません。



(3)
審査用原稿の作成
 審査用原稿は,ワードプロセッサーで作成し,長さはA4サイ ズ6ページとして下さい。執筆方法は,執筆要領として12月上旬に掲示します。



(4)
審査用原稿の提出
 ワードプロセッサーで作成した原稿をPDFファイルに変換し,HP上で提出して下さい。

!!! 注 !!!
 
1.
査読者へは,提出していただいたPDFファイルを送り,査読をお願いします。
2.
ファイルをPDF形式へ変換するには,アドビシステムズ社Adobe Acrobatが必要です。
3.
ファイルをPDF形式へ変換する際は,フォントの埋め込み作業を必ず行って下さい。



(5)
審査用原稿の提出期間
 2007年12月21日(金) 〜 2008年1月24日(木)

!!! 注 !!!
 
1.
提出原稿の最終日1月24日(水)は,17時で受付を終了いたします。
原稿締切の2〜3時間前より,HPへのアクセスがしづらくなりますので,余裕を持ってご提出下さい。
2.
締切日後は,いかなる理由があっても一切受付けいたしませんので,ご注意下さい。



(6)
原稿提出先
※ 現在準備中です。




4.
原稿の審査と採否
(1)
審  査
 コンクリート工学年次論文査読委員会において,提出された「論文」と「報告」の審査を行い,採否を決定します。

  「論文」 については,主として下記のいずれかの項目に該当するかどうかに重点をおきます。

【1】
研究の対象に新規性があり,今後の発展性がある。
【2】
研究の手法に独創性があり,今後の発展性がある。
【3】
現象の解明に貢献している。
【4】
新しい成果が盛られている。
【5】
内容に総合性,普遍性があり,かつ工学上有用である。
【6】
計画,調査,設計,施工などに取り入れる価値がある。


  「報告」 については,主として上記の【3】,【4】,【5】,【6】および下記のいずれかの項目に該当するかどうかに重点をおきます。

【7】
技術的検討課題に新規性があり,今後の発展性がある。
【8】
困難な技術的問題を克服したプロセスおよび結果が報告されている。


  「論文」 として不適当と認められるものは,例えば次のようなものです。

【1】
「コンクリート工学年次論文集」 Vol.30 の 執筆要領が守られていない 。
【2】
主題に対する基本的考え方,理論展開,または結論を導くプロセスに根本的な誤りがある。
【3】
論文として完結していない。
【4】
新しい知見が極めて少ない。
【5】
既発表とみなされる。
【6】
内容が宣伝に偏したもの。


  「報告」 として不適当と認められるものは,例えば次のようなものです。

【1】
「コンクリート工学年次論文集」 Vol.30 の 執筆要領が守られていない 。
【2】
内容に本質的な誤りがあると認められる。
【3】
技術的価値が極めて少ない。
【4】
新しい知見が極めて少ない。
【5】
既発表とみなされる。
【6】
商業宣伝に 偏したもの。


  なお, 「論文」 を 「報告」 として,あるいは 「報告」 を 「論文」 として再度審査することは行いませんので,申込みの際には区分に十分注意して下さい。



(2)
採  否
 審査結果の区分は「採用」,「条件付採用」,「不採用」とし,投稿申込者に結果を通知します。採用の場合は後日最終原稿を提出していだだきます。条件付採用の場合は,修正原稿と修正報告を提出し,再度審査を受けることになります。

  採用の条件として,査読委員会から指摘した「修正事項」を満たすことが最低限必要となります。なお,査読で指摘された事項以外に大幅な変更が加えられた場合は,不採用となりますのでご注意下さい。




5.
討  論
 「コンクリート工学年次論文Vol.30」に掲載された論文・報告に対しては,第30回コンクリート工学講演会での発表時のほか,2008年9月末日以内であれば討議原稿を提出し,会誌「コンクリート工学」誌上で討議を行うことができます。