よくある質問とそれに対する回答






■更新日時:2007年 2月 6日


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このページには、よくある質問とそれに対する回答、および役立つヒントなどが記載されています。


  1. 入力座標の単位系について
  2. 最大節点数について
  3. 要素分割について
  4. 低発熱セメントを使用する場合
  5. 外気温の自動設定について


入力座標の単位系について


入力座標の単位は、何を用いれば良いのですか?

入力は、SI単位系で入力します。ただし、節点座標のみはmm単位を使います。
温度解析の単位系は、熱伝導率、W/m・℃
          密度、kg/m3
          比熱、kJ/kg・℃
          熱伝達率、W/m2・℃

応力解析の単位系は、ヤング係数、圧縮強度ともに、N/mm2

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最大節点数について


節点は最大何節点まで計算できますか。?

使っているパソコンに依存します。使っているパソコンのメモリやハ−ドディスクの容量により、計算できる最大節点数は決まります。
メモリの増設や、ハ−ドディスクの増設、スワップの設定により、計算できる最大節点数が多くなります。

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要素分割について


要素分割はどのように行えば良いのですか。?

要素分割は、基本的に細かく分割するほど精度は良くなります。ただし、あまり細かく分割しすぎると計算時間が大幅に掛かります。
要素分割の基本は、温度や応力の勾配(大きさの差)が大きいところは、細かく分割し、勾配が小さいところは粗く分割するのが基本です。
また、要素分割する際には、要素は節点同士でつながるようにし、節点が辺の途中に来るような分割はしてはいけません。
悪い要素分割の例

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低発熱セメントを使用する場合


セメント種類選択部分(断熱温度上昇量、力学特性)に低発熱セメントがありません。低発熱セメントを使用する場合は、どのようにすれば良いのですか。?

主要なセメントについていは、断熱温度上昇特性や強度特性の標準値が2002年制定コンクリ−ト標準示方書[施工編]に示されています。
 p.52 : 強度特性の標準値
 p.87 : 断熱温度上昇特性の標準値
しかしながら、低発熱セメントについては、セメントメ−カ−やセメントの種類により、断熱温度上昇量や強度特性が異なるため、標準値がありません。
そこで、低発熱セメントについては、マニュアルで設定することになります。
具体的な値については、各セメントメ−カに問い合わせ頂くか、カタログ等が参考になると思います。

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外気温の自動設定について


場所を入力することにより、外気温が自動的に計算されますが、このデ−タの参照元およびデ−タの算出方法は、どのようになっていますか。

場所から外気温を予想するモデルは、緯度と標高を元に、日平均気温を計算しています。
計算手法の妥当性については、下記の論文をご覧ください。
ただ、この論文を書くときに使ったデ−タは少し古いものです。
現在は、地球温暖化の影響により少し高くなっているような気がします。

中村秀明,緒方香奈恵,谷本俊夫,浜田純夫
マスコンクリ−トの温度応力のための外気温モデルの提案
土木学会論文集,No.564/V-35, pp.285-290,1997.5

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