2003年4月18日
四国コンクリート研究会第3回「四国地区のコンクリート構造物の非破壊検査・
調査に関する研究委員会」議事録(案)
1.日 時:平成15年4月18日(金) 14:00〜17:00
2.場 所:徳島大学工学部 工業会館 セミナー室
3.出席者:(敬称略、順不同)橋本、渡辺、加地(石井代理)、横井、石本、一宮、川人、近江、鎌田、後藤、太田、吉川、横田、松山、田野、三浦、平松(坂本代理)、肥本(片岡代理)、諸隈
欠席:小野
4.配付資料:
3−0 四国コンクリート研究会第3回「四国地区のコンクリート構造物の非破壊検査・調査に関する研究委員会」議事次第
3−1 四国コンクリート研究会・新規研究委員会委員名簿(平成15年4月16日現在)
3−2 四国コンクリート研究会第2回「四国地区のコンクリート構造物の非破壊検査・調査に関する研究委員会」議事録(案)(平成14年12月20日開催)
3−3 現場調査希望アンケート結果資料
3−4 企業の非破壊検査への対応調査表(四国総研横田氏提供)
3−5 液化窒素ガスを利用したコンクリートの劣化度評価試験方法について
5.議 事:
(1) 委員長挨拶
橋本委員長より開会の挨拶と4月10日に行われた四国コンクリート研究会拡大幹事会についての報告があった。また、本研究委員会に当てられた予算についての説明があり、橋本委員長よりその予算については今後の現場計測等の交通費にあてる予定であることが説明され、了承された。
(2)新委員の事項紹介と平成15年度研究委員会会員名簿の確認
研究委員の数名が入れ替わったため、簡単に各委員自己紹介を行った。
資料3−1について訂正があればEメールにて渡辺まで届けることとなった。
(3)前回の第3か委員会の議事録の確認
橋本委員長より資料3−2の議事録(案)について説明があり、意義なく了承された。
(4)現場調査アンケート結果について
資料3−3に基づき、資料を作成した各研究委員よりアンケート結果の内容について説明があり、活発な議論や情報交換が行われた。
各委員の希望する調査現場は以下のように大別される。
・コンクリート内部の鉄筋評価 ・PCのグラウト充填度
・アルカリ骨材反応とそれにともなう鉄筋破断
・鉄筋腐食 ・その他
また、調査可能な現場の提案として、徳島県石本委員よりより徳島県小松島港金磯岸壁エプロンが挙げられた。同様に、国土交通省の近江委員より徳島県阿南の桑野川石塚樋門が挙げられた。
(5)企業の非破壊検査への対応調査表について
今後四国地区内の企業に対して調査を行っていくこととした。
(6)液化窒素ガスを利用したコンクリートの劣化度評価試験方法について
橋本委員長より、液化窒素ガスを利用したコンクリートの劣化度評価試験方法について話題提供が行われ、意見交換を行った。
その他
後藤氏から、非破壊検査の簡単な使い方を説明したり、各測定器械の比較等を行うために、次回委員会では試験体や試験装置を提供できるに持参して頂きたいという提案があり、各員が可能な限り対応することとした。また、実構造物のみに固執せずに、実験供試体の試験等を今後積極的に行っていく方針が示された。
6.次回研究委員会の開催日時
日時:平成15年7月後半を予定 ・・・決定次第メールにて通知する。
場所:徳島大学工業会館
報告者:渡辺
以上