質 問 | 回 答 | |
1 | 球状供試体を打設後にグラインダーで削るのはありか? | 認めない。 ただし,型枠から脱型した際に球状供試体表面についたバリを取る程度の作業は,アドバイザー立会いの下であれば,認める。 |
2 | ボーリング用の球状供試体内部に残置する型枠の材質を@使用予定材料報告書に記載する必要があるか? | 実施要項11.1.4(1)に「型枠の材質は問わない」と記載があるように,型枠の材質を@使用予定材料報告書に記載する必要はない。 |
3 | 球状供試体に対して硬化後の塗装は認められるのか? | 認めない。(実施要項11.1.2に使用材料の規定があり,塗装用材料は記載されていない。) |
4 | 球状供試体内部に設置した型枠を,打設完了後に穴を開けるなどして取り出しても良いか? | 認めない。 |
5 | ボーリングの投球は投射台の中で行なえば,一番高いところから行っても,一番低いところから行っても問題ないのか? | 問題ない。 |
6 | ボーリングの投球を行なう際,なにか道具を用いても良いか? | 道具を用いての投球は認めない。 |
7 | ある材料のCO2排出原単位がわからず,セメントの半分として@使用予定材料報告書を提出したのちに,その材料のCO2排出原単位が判明した場合,後日,@使用予定材料報告書を再提出して良いか? | 本件に対する@使用予定材料報告書の再提出は認めない。 |
8 | 骨材に含浸剤を浸透させても良いか? | 実施要項11.1.2に記載されているシークレットマテリアルとして扱うのであれば問題ない。 |
9 | 球状供試体内部に意図的に空隙を作っても良いか?(例えば遠心成形) | 問題ない。 |
10 | 球状供試体内部に残置する型枠に対しては球状の製品を使うことは認めていないが,型枠以外の用途で売られている商品を球状供試体そのものの型枠(つまり,球状供試体の外殻の型枠)として使っても良いか?(例えば,プラスチックの既製品など) | 実施要領の記載内容を逸脱しない範囲であれば認める。 なお,使用型枠は「打設完了報告書」に写真等で提示する必要があるので留意すること。 |
11 | 球状供試体は半円状で作った2つを樹脂等の接着により一体化して良いか? | 樹脂等を用いて接着し一体化を図る製作方法は,実施要領から逸脱するため認めない。 |
12 | @使用予定材料報告書を提出した段階でCO2低排出部門は順位が決まるため,形状・性能部門および強度部門での入賞を狙わずCO2低排出部門のみでの入賞を狙う事が可能であると考えられる。最低強度の規定を設けるなどしなくて良いか? | ご指摘を踏まえ,以下を実施要領に追加します。 11.3.3 競技方法に関する規定 (1) 11.2強度部門において圧縮強度の実測値が42.5N/mm2を下回ったチームは,その時点でCO2低排出部門を失格とする。 なお,先述の42.5N/mm2はJIS A5308「レディミクストコンクリート (5 品質, 5.2 強度) 」に記載されている,以下の記述を参考とし,決定した。 "1回の試験結果は,購入者が指定した呼び強度の強度値5) の85 %以上でなければならない。" |