PDFファイル作成方法 (Macintosh)
Acrobat 4.0



作成方法
PDFファイルを作成するには、Distillerを使用します。(PDFWriterは使用しないで下さい。
 
  作成にはいくつか方法がありますが、一般的な作成方法を示します。
  (OSによって画面が異なる場合があります。ここではMac OS9.0を使っています。)


<操作手順>
(1)AppleTalkの使用設定

(2)ジョブオプション(フォントの埋め込み、解像度)、セキュリティの設定

(3)PDFファイルの作成

(4)PDFファイル作成後の確認

より詳しい解説についてはAcrobatのヘルプ、またはアドビシステム社のサポートページを参照して下さい。
http://www.adobe.co.jp/supportservice/custsupport/SOLUTIONS/219224.html
 

 
 

(1)AppleTalkの使用設定
 PDFファイルを作成する前に、AppleTalkを使用する設定をします。

1.[アップル]メニューから[セレクタ]を開き、AdobePS のアイコンを選択します。
    AppleTalk が「不使用」の場合は、必ず、「使用」にしてください。

2.セレクタを閉じます。その際に、
  「現在使用できるプリンタを変更しています。開いているすべてのアプリケーションで“用紙設定...”を
  選んで設定し直してください。」というメッセージダイアログボックスが表示された場合は、
  「OK」をクリックしてください。



 
(2)ジョブオプション(フォントの埋め込み、解像度)、セキュリティの設定

 フォントの埋め込み設定を下記に示します。(Windowsと同じです。)
1.Adobe Distiller4.0を起動します。
  下記画面が起動しますので、「ジョブオプション」欄を「CJKScreenOptimized」にします。





2.[設定]−[ジョブオプション]を指定します。





3.「一般」タブで、「互換性のある形式」欄を「Acrobat4.0」にします。





4.[圧縮]タブは、通常はデフォルトのままで構いませんが、
   PDFファイルを作成した時に文章中の画像が不鮮明になった場合、
   このタブでカラービットマップ画像、グレースケールビットマップ画像の
   リサンプル解像度を上げてからPDFを作成します。
   但し、解像度を上げますとファイルサイズが大きくなります。750KB以内になるように調節して下さい。
   (カラービットマップ画像144dpi、グレースケールビットマップ画像144程度から試して下さい。)





5. [フォント] タブから 「すべてのフォントを埋め込む」 を選択し、
 「常に埋め込まないフォント」で全てのフォントを選択して[削除] ボタンを押します。





6.「常に埋め込まないフォント」で全てのフォントを削除したら、[OK]ボタンを押します。





7.ファイル名が”CJSKScreenOptimaized(1)”となりますがそのまま[保存]ボタンを押してかまいません。
  しかし、”ファイル名が長すぎます。”というメッセージが出るかもしれません。その場合ファイル名をお好きな名前に変更して下さい。



    (ここでは、名前を”CJKSc_Op(1)”で保存しました。)



8.「ジョブオプション」欄が「CJKSc_Op(1)」となっていることを確認します。





9.次に[設定]から[セキュリティ]を指定します。





10.セキュリティ設定がされてないことを確認して[OK]ボタンを押して下さい。
   下記の入力項目、チェックBoxを入力、チェックしないで下さい。





11.[ファイル]の[終了]で終了します。





(3)PDFファイルの作成

PDFファイルへの変換には、いくつか方法がありますが、一般的な方法を下記に示します。

1.PDFに変換したいドキュメントを開きます。
  次に[ファイル]−[用紙設定]を指定します。


2.「ページ属性」の「プリンタ:」欄を「Acrobat PDF」に指定して、[OK]ボタンを押します。





3.「PostScriptオプション」の「プリントオプション:」欄の各項目を全てOFFにして[OK]ボタンを押します。





4.次に[ファイル]-[プリント]を指定します。
  「一般設定」の「プリンタ:」欄が「AcrobatPDF」になっていることを確認し、「出力先:」欄を「ファイル」に指定します。
  次に[Distill]ボタンを押します。





5.文書名と保存先を指定して[保存]ボタンを押します。



    これで、PostScriptファイルが保存され、自動的にDistillerが起動してPDFへ変換します。
    PDFファイルの格納場所は、上記で保存先に指定したフォルダに格納されます。




   
(4)PDFファイル作成後の確認


1.作成されたPDFファイルで開き方の注意点があります。
  [ファイル]から[文書情報]-[開き方の設定]を指定します。





2.ここで、「初期表示」欄の「ページのみ」をチェックします。他の項目はデフォルトで構いません。
  「ウインドウオプション」欄「ユーザインターフェイスオプション」欄のチェックBoxはチェックしないで下さい。
  設定しましたら[OK]ボタンを押します。





3.次に、フォントの埋め込みがされているかをチェックします。
  [ファイル]から[文書情報]-[フォント]を指定します。





4.使用フォント欄が「埋め込みサブセット」となっていれば、フォントが埋め込まれています。





5.次に文章にパスワード設定されていないかチェックします。
  [ファイル]から[文書情報]-[セキュリティ]を指定します。





6.文書パスワード、セキュリティパスワードが「いいえ」となっているか確認して下さい。
  「いいえ」となっていない場合、パスワードを外してからPDFを作成しなおして下さい。((2)参照)





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