新名神高速道路高槻高架橋東下部工
【名称】新名神高速道路高槻高架橋東下部工
【改修】No
【現存】Yes
【所在地】大阪府高槻市上牧町
【竣工年】2023年
【改修年】
【解体年】
【施設の分類】道路施設
【構造物の分類】橋梁・高架橋
【構造の種別】鉄筋コンクリート
【コンクリートの分類/特徴】低熱セメントを用いた自己充填性ランク1の高流動コンクリート
中性固化材を用いた圧入工法による地盤改良
【個別技術】
【発注者/所有者】西日本高速道路株式会社
【設計者】株式会社オリエンタルコンサルタンツ
【施工者】株式会社錢高組
【構造物の諸元】
橋脚工 :16(基) H= 35.0〜42.6(m)
基礎杭工:φ1200、320本、L=26.0〜32.0(m)
【コメント】
本構造物は、橋脚16基からなります。基礎掘削に先立ち、国内で初めて中性固化材を用いた静的圧入締固め工法による地盤改良を実施し、その後に実施された仮締切り内の掘削底面の安定目的の薬液注入における薬材および固化材の池内への逸走・流出を防止し、水環境への影響を防止しました。また、活断層を跨ぐ橋梁のため掛違い部の橋脚は断層変位を考慮した設計となっており、過密配筋となっていました。加えて、コンクリート片はく落防止対策としてアラミド3軸メッシュシートも表面部に配置される施工条件であり、通常の施工ではコンクリートの充填・締固めが困難であることから、自己充填性ランク1の高流動コンクリートを採用することとしました。
増粘剤系の高流動コンクリートは、一般に粉体量が少なく、自己充填性ランク1の性能を満足することは難しいとされている上、低熱ポルトランドセメントの密度が普通ポルトランドセメントよりも高いため、同じ単位セメント量でも低熱ポルトランドセメントの場合は粉体容積が小さく、分離抵抗性を確保することが難しいという課題がありましたが、実物大施工試験を含む様々な事前検討・事前試験を実施し、充填性およびひび割れを抑制し、品質を確保しました。


