TUS グローバルレジデンス

中庭全景
2024年
撮影:小川重雄
光・風が抜ける共用廊下
2024年
撮影:小川重雄
西棟-北棟間から接続ブリッジを見る
2024年
撮影:小川重雄

【名称】TUS グローバルレジデンス
【改修】No
【現存】Yes
【所在地】野田市山崎2668−1
【竣工年】2024年
【改修年】
【解体年】
【階数(地上)】5
【階数(地下)】
【建築用途】住宅
【構造種別】 壁式構造, その他
【制振・免震】
【コンクリートの種類】一般(普通)コンクリート
【コンクリートの強度】30 MPa
【使用したコンクリートのW/C】55%
【個別技術】
【発注者/所有者】第一生命保険株式会社
【事業主/建築主】第一生命保険株式会社
【設計者】株式会社竹中工務店
【施工者】株式会社竹中工務店

【構造物の諸元】
敷地面積:6,128.62m2
建築面積:1,991.71m2
建築高さ:17.120m
延床面積:7842.75m2

【コメント】
 第一生命保険と東京理科大学の包括連携協定に基づき計画された 300戸の学生寮。パンデミックを経て「集まって住むこと」を再考し、次の時代を見据えた集住モデルの創出を目指した。
 2住戸クラスターの集積を外部経路で繋ぐことで、安全な外気下で物理的な距離を保ちつつ気配を共有し、各棟1つの外部階段による中庭経由アクセスにより、出会いの頻度を高め偶発的交流を促すよう計画した。
 経路の起点となる中庭は、外部環境の快適性を高めるために、棟高さや隣棟間隔を風環境シミュレーションにより決定、住戸バルコニーに設置した反射板で中間期の光環境を改善した。工業製品を転用した什器計画により学生の能動的な利用を促す計画としている。塀を設けず土手による緩やかな境界を設定し、南側前庭はフェンスを無くし、大学やまちに開いた構成とした。
 ポストコロナを見据えた「つくり方のデザイン」にも踏み込み、オンサイトでのプレキャストコンクリート壁式構造によるユニット架構の反復により、在来施工比で約20% 人員削減(オンサイトのPC製作を除くと約75%)、工期 35% 短縮、CO2 約 27t 削減を達成した。