昭和橋







【名称】昭和橋
【改修】Yes
【現存】Yes
【所在地】長野県埴科郡坂城町上五明
【竣工年】1937年
【改修年】1952年
【解体年】
【施設の分類】道路施設
【構造物の分類】橋梁・高架橋
【構造の種別】鉄筋コンクリート
【コンクリートの分類/特徴】
【個別技術】
【発注者/所有者】坂城町
【設計者】中島 武
【施工者】

【構造物の諸元】
・橋長466.05m、幅員4.5m
・1号橋 橋長361.35m 鉄筋コンクリートローゼ橋 支間長42.1m@3連、39.1m@6連
・2号橋 橋長104.7m ゲルバーガーター橋 支間長35.55m@2連、33.6m@1連

【コメント】
昭和橋は長野県埴科郡坂城町に位置し、一級河川千曲川に架かる12径間、橋長466mの橋梁です。
架橋位置は千曲川を挟んだ坂城地区と村上地区を結ぶ交流交通の要所として発達し、江戸時代には渡し場があり渡船がありましたが、地域住民の強い要望により昭和12年(1937)に坂城側から3連の鉄筋コンクリートローゼ橋が架設され、「昭和橋」と名付けられました。昭和27年(1952)に災害復旧工事により6連が完成し、鉄筋コンクリートローゼ橋が計9連となり、昭和39年(1964年)には村上側の鋼製ゲルバーガーター橋が架設され全線が完成となりました。
鉄筋コンクリートローゼ橋は、戦争の影響で鋼材が不足し鋼材節約が叫ばれた昭和10年頃、中スパンの鋼プレートガーダーやトラスに代わるものとして、長野県道路技師の中島武が設計した世界初の技術です。
2002年(平成14年)には公益社団法人 土木学会から、歴史的土木施設としての高い価値が認められ、土木学会推奨土木遺産の「中島武設計のRCローゼ桁群」に認定されています。