黒部第四ダム

黒部第四ダム
黒部第四ダム

【名称】黒部第四ダム
【改修】
【現存】Yes
【所在地】富山県
【竣工年】1963 年
【改修年】 年
【施設の分類】エネルギー施設
【構造物の分類】ダム・河川構造物
【構造の種別】無筋コンクリート
【使用したコンクリート】
【個別技術】
【撮影者】非公開
【撮影年】 年
【投稿者】非公開

【構造物の諸元】
目的/型式:発電/アーチ 堤高/堤頂長:186m/492m/1,582,000m3 河川:黒部川

【構造物の特徴】
黒部第四ダムは黒四ダムとも呼ばれ,戦後復興に沸く近畿地方の電力不足解消のために建設されました。堤高186mでわが国のダムの中で最も堤高の高い巨大アーチタムです。アーチダムとしては,堤高のほか,堤頂高,堤体積が日本一です。建設地点の標高は約 1,350mで,工期の短縮のために標高2,700mの峠を資機材や食料などを人力で運び上げ,また,ブルドーザなどの重機械類を雪上自走させて現場に搬入する未曾有の雪上輸送が行われました。コンクリー卜の打込みには9m3バケット,締固めにはブルドーザにパイブレータを装着した締固め機械が使用され,1日最大打設量の記録8,653m3は,現在でも磁られていません。

【コメント】
黒部第四ダムは黒四ダムとも呼ばれ,戦後復興に沸く近畿地方の電力不足解消のために建設されました。堤高186mでわが国のダムの中で最も堤高の高い巨大アーチタムです。アーチダムとしては,堤高のほか,堤頂高,堤体積が日本一です。建設地点の標高は約 1,350mで,工期の短縮のために標高2,700mの峠を資機材や食料などを人力で運び上げ,また,ブルドーザなどの重機械類を雪上自走させて現場に搬入する未曾有の雪上輸送が行われました。コンクリー卜の打込みには9m3バケット,締固めにはブルドーザにパイブレータを装着した締固め機械が使用され,1日最大打設量の記録8,653m3は,現在でも磁られていません。