コンクリートの文化性に関する調査研究委員会

JCI-TC-044B


 
委員会設立主旨

 コンクリートが構造物につかわれるようになってから、そのイメージはどのような変遷をたどったか、コンクリートの技術的な歴史を踏まえて、工学以外の様々な分野の出典などから調査を行い、コンクリートの文化性に関し考察を試みる。さらに、今後のコンクリートのイメージの方向およびその向上策などを考慮し、コンクリート構造物の信頼性向上および文化的価値の向上などに資する。


 
 
活動計画

(初年度)
 コンクリートの技術的な歴史を調査するとともに、イメージの歴史・変遷の背景などを調査し分類整理する。調査対象は、工学分野をはじめ、社会・文学・芸術・生活などの様々な分野での出典とし、広範囲な視点からデータを収集する。
(2年目)
 初年度の調査を継続し、様々な観点からのコンクリートに対する評価を基に、コンクリートの文化性に関する考察を試みる。さらに、今後のコンクリート構造物のイメージ向上に関する方向性を探り、向上策を提案する。

 調査結果に基づき報告書を作成すると伴に、「コンクリートの文化性」に関するシンポジウムを開催する。


(c)コンクリートの文化性に関する調査研究委員会