プレストレストコンクリート工学会
「繊維強化ポリマー(FRP)のコンクリート構造物への
適用に関する設計・施工指針」の概要
睦好宏史・村田慎


概要:
炭素、アラミド、ガラス、バサルト繊維を樹脂で含浸した繊維強化ポリマー(FRP:Fiber Reinforced Polymer)は錆びない、高強度、軽量などの利点を有し、環境条件が厳しい箇所に建設されるコンクリート構造物の補強材として用いられている。1996年に土木学会において、「連続繊維補強材を用いたコンクリート構造物の設計・施工指針(案)」が刊行されたが、それ以降改定等は行われていないのが現状である。このようなことから、プレストレストコンクリート工学会(以下、PC工学会という)では、「繊維強化ポリマーのコンクリート構造物への適用に関する委員会」を2017年に設置し、指針の作成活動を行ってきた。本指針は、土木学会の指針に基づいて、わが国および欧米の最新の研究成果を取り入れたものである。ここでは本指針の概要を紹介する。
キーワード:
繊維強化ポリマー、コンクリート用補強材、設計、施工、保全、試設計、LCC、品質規格

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