ホーム > イベント情報 > 講演会・シンポジウム > 本部主催の学術講演会・シンポジウム・講習会 > 微視的機構に基づくコンクリート構造物中の内部膨張反応の評価および予測に関するシンポジウム(ハイブリッド形式) —論文募集—
申込締切:2023年5月31日(水)
主催:公益社団法人 日本コンクリート工学会
近年、アルカリシリカ反応やエトリンガイトの遅延生成、さらには骨材中の硫化鉱物に関連する膨張劣化など、内部膨張反応(ISR)によるリスクが国内外で注目されていますが、これらの膨張現象の評価・予測に関する研究は未だ途上段階といえます。今後、ISRに関するリスクを議論するためには、ISRに共通する基礎理論を改めて見つめ直すとともに、ISRに関する試験法や数値解析手法を着実に整備することが重要と考えます。微視的機構に基づくコンクリート構造物中の内部膨張評価と予測に関する研究委員会(委員長:川端雄一郎)では、ISR研究の今後のあるべき方向性を提示するため、微視的機構から構造物の挙動を評価するためのモデリングや試験・分析法の現状と課題の整理を行ってきました。また、近年海外で着目されている硫化物含有骨材に関する国内リスクについても議論を進めて参りました。
このたび、本研究委員会では、表記のシンポジウムを開催し、委員会活動の成果を公開するとともに、本テーマに関連して、関心のある方々と情報交換および議論を行う場を設けることとしました。つきましては、ISRに関するメカニズム、実験手法および数値解析手法など、ISRに関する様々な観点からの論文を広く皆様方より募集することになりましたので、積極的な投稿をお待ちしております。
1. 開催日時
2023年9月22日(金)10:00~17:00(予定)
2. 開催方法
ハイブリッド形式(対面+オンライン)
3. 開催場所
東京大学本郷キャンパス工学部11号館
Haseko-Kuma Hall
4. 応募要領
1) | 講演内容:ISRに関するメカニズムや実験手法、数値解析手法に関する研究論文または報告であって、最新の結果を盛り込んだもの、あるいは既往の論文・報告等を総括的に取りまとめたもの(英文論文を含む)。なお、内容に関するキーワードは次のとおりです。 [アルカリシリカ反応、エトリンガイトの遅延生成、硫化物含有骨材、実験、数値解析、メカニズム等](論文内のキーワードは、この限りではありません) |
2) | 申込資格:講演者は、申込の時点で本学会の正会員(個人)もしくは学生会員(個人)であること。ただし、連名者は非会員でも差し支えありません。 |
3) | 申込方法:タイトルを「ISRシンポジウム論文(または報告)投稿申込み」としたメールに、以下の内容をご記入のうえ、「5)申込先」のアドレスへお申込ください(様式随意)。 (1)論文(または報告)のタイトル (2)著者名(連名の場合には発表予定者を明示してください) (3)所属 (4)キーワード(日本語で5ワード以内) (5)概要(300字(英語の場合は200ワード)以内) (6)予定ページ数(4、6、8ページのいずれか) (7)連絡者の氏名、住所、所属、電話、E-mailアドレス) (注)講演申込料は不要ですが、シンポジウム参加費をいただきます。 |
4) | 申込期限:2023年5月31日(水) 必着 |
5) | 申込先:公益社団法人 日本コンクリート工学会 「ISRシンポジウム」係(担当:宮光) TEL:03-3263-7204 E-mail:miyamitsu@jci-net.or.jp |
5. 採否
内容についての査読は行いませんが、シンポジウムの目的、応募件数を勘案し、本委員会にて採否を決定します。採用された方には、その旨を後日通知するとともに、執筆要領に従い、原稿を作成していただきます。
6.原稿の提出
1)ページ数:図、表、参考文献を含めた状態で4、6、8ページのいずれかとします。
2)体裁:論文の採否が決まった段階で、原稿の執筆要領にてお知らせいたします。
3)提出期限:2023年7月14日(金)
4)提出先:申込先と同じです。