ホーム > イベント情報 > 講演会・シンポジウム > 本部主催の学術講演会・シンポジウム・講習会 > 「コンクリート圧送工法指針2023」発刊講習会(ハイブリッド形式) —参加募集—
開催日: | 2023年3月15日(水) |
申込締切: | 2023年2月28日(火) |
主催: | 公益社団法人 日本コンクリート工学会 |
後援: | 土木学会、日本建築学会、日本建設業連合会、建設コンサルタンツ協会、プレストレストコンクリート工学会、セメント協会、コンクリート用化学混和剤協会、全国コンクリート圧送事業団体連合会、全国生コンクリート工業組合連合会、日本建設機械工業会、日本建設機械施工協会、全国土木施工管理技士会連合会 |
コンクリート工事において、コンクリートポンプ工法が主流となっていることは周知の事実です。コンクリートポンプ車の普及により、その機動性を生かしてコンクリートを多量かつ容易に打込み箇所まで圧送できるようになり、コンクリート工事の生産性は大きく向上しました。その反面、コンクリートポンプによる圧送が当たり前になった結果、建設現場の施工管理者は圧送業者に頼ることが多くなり、施工管理者のコンクリートポンプに対する技術力の低下や、事故の発生といった事態に陥っている面も否めません。
本学会では、2009年に刊行した「コンクリート圧送工法ガイドライン2009および解説」を発展的に継承した新たな指針の刊行を目指して、2019年に「コンクリート圧送工法指針原案作成委員会」(委員長:中田善久・日本大学)を設置し、4年間の検討を経て、この度「コンクリート圧送工法指針2023」の発刊に至りました。
本指針は、全ての圧送施工において作業の安全とコンクリート構造物の品質を確保するために圧送計画を立案するという原則に立ち、コンクリートポンプの圧送負荷の算定については、これまでのコンクリート圧送工法の考え方を踏襲した上で、近年の知見に基づく新たな圧送負荷算定方法を示しています。本指針の特色は、次の3つのポイントです。
(1)圧送計画に必要となる平均圧送量、計画吐出量および必要吐出量を明確にした。
(2)ブームを用いた圧送作業と配管を用いた圧送作業によって圧送負荷の算定方法を新たに提示した。
(3)水セメント比45〜65%の普通コンクリートにおける管内圧力損失(K)の標準値を示した。
本指針の内容を解説し、実務を行う技術者や圧送技能者に広く用いていただくべく、下記の通り「コンクリート圧送工法指針2023」発刊講習会を、会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催いたします。皆様ふるってご参加いただきますよう、お願い申し上げます。
1. 開催日時
2023年3月15日(水)10:00−16:30
2. 開催場所
日本大学理工学部駿河台キャンパスタワースコラ S101教室(東京都千代田区神田駿河台1-8-14)
https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/#Access01
3. オンライン配信方式
ライブ配信 ※翌営業日から1週間の録画見逃し配信(オンデマンド)も用意します。
4. プログラム(予定)
司会:陣内浩(東京工芸大学) | |
10:00〜10:10 | 開会挨拶 中田善久(日本大学) |
10:10〜10:40 | 基調講演「圧送でコンクリートの品質を確保するために」(仮題) 十河茂幸(近未来コンクリート研究会) |
10:40〜11:00 | 1章 総則 橋本親典(徳島大学) |
11:00〜11:30 | 2章 コンクリートの品質の設定、材料および配(調)合 鈴木澄江(工学院大学) |
<休憩(60分)> | |
12:30〜13:15 | 3章 圧送計画 浦野真次(清水建設)、宮田敦典(日本大学) |
13:15〜14:05 | 4章 ブームを用いた圧送作業の計画/5章配管を用いた圧送作業の計画 村上篤(極東開発工業)、太田達見(静岡理工科大学) |
<休憩(10分)> | |
14:15〜15:05 | 6章 ブームを用いた圧送作業とその管理/7章配管を用いた圧送作業とその管理 北口延郎(全国コンクリート圧送事業団体連合会)、桜井邦昭(大林組) |
15:05〜15:20 | 8章 資機材の管理と検査 大塚秀三(ものつくり大学) |
15:20〜15:35 | 9章 不測の事態・事故への対応 柳井修司(鹿島建設) |
<休憩(10分)> | |
15:45〜16:20 | 10章 特殊な考慮を要する圧送 神代泰道(大林組)、南浩輔(前田建設工業) |
16:20〜16:30 | 閉会挨拶 栗田守朗(清水建設) |
(内容および時間は、都合により変更することがありますので、あらかじめご了承ください。) |
5. 参加費
消費税込み、指針代金含む。
正会員(個人) | 8,000円 |
名誉会員・終身会員・フェロー会員※1 | 5,000円 |
団体会員※2・後援団体※3・4・5 | 9,000円 |
会員外 | 10,000円 |
学生会員※6 | 5,000円 |
学生会員外※6 | 6,000円 |
※1 JCIの名誉会員・終身会員・フェロー会員の方は、必ず会員証のコピーをご提出ください。
※2 本学会団体会員の役員・職員
※3 後援団体の個人会員および役員・職員
※4 セメント協会加盟会社の役員・社員および同協会の役員・職員
※5 全国生コンクリート工業組合連合会、各地生コンクリート工業組合およびその組合員会社の役員・職員
※6 学生の方は、必ず学生証のコピーをご提出ください。
6. 申込方法
1) | 参加申込はWebサイトからのオンライン申込となります。申込用Webサイト(イベントペイ)は、対面参加用申込サイトとオンライン参加用申込サイトに分かれていますので、どちらか一方からお申込ください。申込サイトへは、以下のリンクをクリック、もしくはQRコードをスマートフォン等で読み込んでアクセスしてください。
各参加者に個別のID/パスワードを設定する都合上、お申込は参加者ご本人から1名ずつお願いいたします。複数名まとめてのお申込はできません。また、請求書の発行によるお支払いも受け付けておりません。 |
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2) | 指針の発送と、講習会サイトのURLおよびログインID/パスワードのお知らせは、配信開始日の1週間前頃を予定しております(URLおよびID/パスワードは、対面参加でお申込の方にも発行いたします)。 | ||
3) | 対面参加でお申込の方には、入金確認後にご登録メールアドレス宛にQRチケットを発行いたします。会場への入場にはこのQRチケット(スマートフォン等の画面表示、もしくは紙に印刷したもの)のご提示が必要となりますので、必ず会場へお持ちください。 |
7. 申込締切
2023年2月28日(火)24:00にてWeb受付を終了します。ただし、定員(対面参加100名、オンライン参加200名)になった時点でも締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。なお、3月2日(木)までに参加費の支払いが完了していない場合には、参加申込は無効とさせていただきますので、ご注意ください。
8. 問合せ先
〒102−0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル12F
公益社団法人 日本コンクリート工学会「圧送指針講習会」係(担当:岡田)
TEL:03-3263-7204/FAX:03-3263-2115
E-mail:okada-r@jci-net.or.jp
9. CPDについて
オンライン形式による講習会等がCPD単位の認定対象となっているか否かについては、本学会に受講証明書の発行依頼を行う前に、必ず申請先の団体にご確認をお願いいたします。CPD・CPDS申請用の受講証明書をご希望の場合は、申請先団体の書式へ必要事項を記入のうえ、84円切手を貼付した返信用封筒とともに上記の問合せ先へご郵送ください。受講証明印を捺印のうえ、返送いたします(郵送での対応のみとなります)。ただし、受講証明印の捺印は次の3つの条件を満たした場合に限ります。(1)参加登録した者であること、(2)対面参加の場合はQRチケット提示による入場記録があること、オンライン参加の場合はログインした報告会サイトにプログラムの90%以上の視聴記録があること、(3)3月29日(水)までに簡易レポートが提出されていること。簡易レポートは100字以上とし、Wordファイルで作成し、上記問合せ先までメール添付でご提出ください。(1)(2)(3)を事務局にて確認したうえで順次受講証明書を返送いたします。
10. 中止時の返金額
参加申込種別 | 参加費 | (控除額) | 返金額 |
正会員(個人) | 8,000円 | 5,940円 | 2,060円 |
名誉会員・終身会員・フェロー会員 | 5,000円 | - | 指針代金相当額が参加費以上のため返金対象外 |
団体会員 | 9,000円 | 5,940円 | 3,060円 |
後援団体 | 9,000円 | 6,600円 | 2,400円 |
会員外 | 10,000円 | 6,600円 | 3,400円 |
学生会員 | 5,000円 | - | 指針代金相当額が参加費以上のため返金対象外 |
学生会員外 | 6,000円 | - | 指針代金相当額が参加費以上のため返金対象外 |