
コンクリート工学における
シミュレーションの検証と妥当性確認
および不確かさ評価に関する
シンポジウム(オンライン形式)
—参加募集—
開催日: | 2022年8月26日(金) |
申込締切: | 2022年8月5日(金) |
主催: | 公益社団法人 日本コンクリート工学会 |
後援: (予定) |
土木学会、日本建築学会、日本計算工学会、日本原子力学会、日本材料学会 |
コンクリート工学ではこれまで、コンクリート構造の力学挙動や劣化現象を、シミュレーションにより評価する試みがなされてきました。近年では汎用プログラムが普及し、採用しているモデルや計算過程がブラックボックス化しつつあります。その結果、技術者がモデルの特性や適用範囲を理解せず、誤った方法で使用する懸念があることが指摘されています。また、得られた結果の妥当性を評価する際には、実験値との比較がなされますが、種々のばらつきを含んだ実験値の評価方法についても体系的に整理されているとは言い難い現状にあります。
本委員会の前身にあたるTC-195Fでは、コンクリート工学におけるシミュレーションの質の保証や信頼性の向上を図るために、コンクリート構造および材料に関するシミュレーションの検証と結果の妥当性確認(Verification & Validation, V&V)のための方法論や課題を明確にしました。その成果を踏まえ設立されたTC-202A「コンクリート構造物の構造・耐久性シミュレーションにおける検証と妥当性確認に関する研究委員会」(委員長:上田尚史・関西大学)では2年間にわたり、(1)米国機械学会で提示されているV&V手法のコンクリート工学分野への適用性の検討、(2)シミュレーションの妥当性確認に必要な実験結果の取得方法と不確かさの評価に関する検討、(3)RCの構造解析結果のばらつきに与える影響評価とシミュレーション結果の妥当性の示し方の明確化、(4)コンクリート工学におけるシミュレーションのV&Vの体系化と手引きの作成、を活動の目的として研究活動を実施しました。
このたび、成果報告書が完成したため、委員会活動の成果を公開するとともに、公募による一般投稿論文の発表の場を設け、関心のある方々と情報交換および議論を行う場としての標記シンポジウムをオンラインで開催する運びとなりました。関係各位お誘いのうえ、ふるってご参加くださいますようお願いいたします。
記
1. | シンポジウムの配信方式と開催日時: | 配信方式:ライブ配信 ※翌営業日から1週間の録画の見逃し配信(オンデマンド)も用意します。 開催日時:2022年8月26日(金) 13:00〜17:00(予定) |
2. | プログラム(予定): | (10分)開会挨拶・趣旨説明・委員会経緯 (30分)特別講演 (90分)委員会報告 (90分)論文発表 (内容および時間は、都合により変更することがありますので、あらかじめご了承ください。) |
3. | 参加費: | 消費税込み、配布資料含む。
※2 本学会団体会員の役員・職員 ※3 後援団体の個人会員および役員・職員 ※4 学生の方は、必ず学生証のコピーをご提出ください。 |
4. | 申込方法: |
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5. | 申込締切: | 2022年8月5日(金)24:00にてWeb受付を終了します。ただし、定員(100名)になった時点でも締め切らせていただきますので、お早めにお申込ください。なお、8月8日(月)までに参加費の支払いが完了していない場合には、参加申込は無効とさせていただきますので、ご注意ください。 |
6. | 問合せ先: | 〒102−0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル12F 公益社団法人 日本コンクリート工学会「V&Vシンポジウム」係(担当:宮光) TEL:03-3263-7204/FAX:03-3263-2115 E-mail:miyamitsu@jci-net.or.jp |
7. | CPDについて: | オンライン形式による講習会等がCPD単位の認定対象となっているか否かについては、本学会に受講証明書の発行依頼を行う前に、必ず申請先の団体にご確認をお願いいたします。CPD・CPDS申請用の受講証明書をご希望の場合は、申請先団体の書式へ必要事項を記入のうえ、84円切手を貼付した返信用封筒とともに上記の問合せ先へご郵送ください。受講証明印を捺印のうえ、ご返送いたします(郵送での対応のみとなります)。ただし、受講証明印の捺印は次の3つの条件を満たした場合に限ります。(1)参加登録した者であること、(2)ログインした報告会サイトにプログラムの90%以上の視聴記録があること、(3)9月9日(金)までに簡易レポートが提出されていること。簡易レポートは100字以上とし、Wordファイルで作成し、上記問合せ先までメール添付でご提出ください。(1)(2)(3)を事務局にて確認したうえで順次受講証明書を返送いたします。 |