イノベーション戦略委員会報告書
未来を守る・変える・創るコンクリート
イノベーション技術報告書

CD-R・223ページ(2020年刊行)
定価4,400円(税込)/会員価格3,960円(税込)
送料450円

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私達を取り巻く社会では、地球温暖化をはじめとする自然環境の急速な変化や度重なる大きな自然災害などによる生命の安全や財産の保全に対する不安、そして少子高齢化による先行き不安が起こっている一方で、AIやロボット工学に代表されるデジタル技術の急速な進歩による様々な技術革新への大きな期待が寄せられています。そのような中にあって、コンクリート工学には将来に亘り明るい日本の未来を支え続けることが求められます。そのためには、目指すべき将来像を明確に持ち、それを実現するための戦略と具体的な技術展開への取り組みが必要です。

そこで日本コンクリート工学会では平成30年度に「イノベーション戦略委員会(委員長:三橋博三・東北大学名誉教授)」を設け、コンクリート工学が未来に向かって進化を続け社会に貢献していくために、30年先を見据えながら重点的に取り組むべきイノベーション戦略やロードマップについて議論をしてまいりました。

このたび上記内容の取りまとめを行い、報告書を刊行しました。

【目次】

1 はじめに
1.1 イノベーション戦略委員会活動の背景と目的
1.2 委員会活動の目標
1.3 用語の定義と解説

2 2050年に求められるイノベーション技術を読み解くシナリオ
2.1 シナリオ作りの考え方
2.2 2050年の社会の姿
2.2.1 社会・経済の将来予測
2.2.2 社会・技術インフラの将来予測
2.2.3 自然災害・環境の将来予測
2.3 市場の将来予測
2.3.1 セメント市場の将来予測
2.3.2 建設市場の将来予測
2.3.3 フロンテイア市場の将来予測
2.4 将来予測のまとめ
2.4.1 社会・経済の将来予測のまとめ
2.4.2 市場の将来予測のまとめ
2.5 2050年に求められるイノベーション技術を考えるためのセグメント
2.5.1 マーケッテイングとセグメンテーション
2.5.2 2050年を考えるセグメント
2.6 2050年に求められるイノベーション技術
2.6.1 基本となる考え方
2.6.2 6セグメントへのコンセプトの配置
2.6.3 2050年に求められるイノベーション技術のアウトライン

3 未来を守るイノベーション技術
3.1 委員構成と担当課題
3.1.1 委員構成(安全・安心WG)
3.1.2 担当課題
3.2 未来を守るシナリオ
3.3 未来を守るイノベーション技術の概要と実現までのロードマップ
3.3.1 災害に対する新設構造物の損傷制御が未来を守る
3.3.2 既存構造物の検査・診断・修復の自動化が未来を守る
3.3.3 新設構造物への超長期耐久性付与技術の開発が未来を守る
3.4 むすび

4 未来を変えるイノベーション技術
4.1 委員構成と担当課題
4.1.1 委員構成(環境・新産業WG)
4.1.2 担当課題
4.2 未来を変えるシナリオ
4.3 未来を変えるイノベーション技術の概要と実現までのロードマップ
4.3.1 建設産業全体のカーボンニュートラル化による新しい価値創造
4.3.2 環境にやさしい生産性の高いレディーミクストコンクリート工場
4.3.3 自動化された建築構造部材の生産供給システム
4.3.4 高度な制御技術による土木施工の自動化
4.3.5 新産業用コンクリートの開発が未来を変える
4.4 むすび

5 未来を創るイノベーション技術
5.1 委員構成と担当課題
5.1.1 委員構成(フロンテイアWG)
5.1.2 担当課題
5.2 未来を創るシナリオ
5.3 未来を創るイノベーション技術の概要と実現までのロードマップ
5.3.1 超高性能建設材料の創成が未来を創る
5.3.2 サイバー空間を活用したコンクリート工学の展開が未来を創る
5.3.3 コンクリートを活用した海洋開発が未来を創る
5.3.4 コンクリートを活用した宇宙開発が未来を創る
5.3.5 コンクリートを活用した地殻開発が未来を創る
5.4 むすび

6 JCIにおけるイノベーション技術への取り組みに関する提言
6.1 序
6.2 JCIのイノベーション戦略への提言
6.3 むすび

7 イノベーション戦略の展開とJCI-VISION 2050(案)の提言
7.1 JCI-VISION 2050はなぜ必要か?
7.2 JCI-VISION 2050策定に望まれること
7.3 コンクリートの未来形とJCI-VISION 2050(案)の提言
7.4 むすび

巻末資料(Annex)
A.1 VISION 2030: A VISION FOR THE U.S. CONCRETE INDUSTRY (January 2001)
A.2 Roadmap 2030: The U.S. Concrete Industry Technology Roadmap (December 2002)

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