1. 危急存亡状態のコンクリート構造物対応委員会委員会ホームページ
    2017年度に引き続き、共通試験WGおよびモニタリングWGを設置して活動を行う。共通試験WGでは、端島に暴露した様々な補修を施した鉄筋コンクリート試験体を対象に、「端島(通称「軍艦島」)における補修材の効果検証に関する共通試験実施についての基本覚書」に則って、定期的に劣化の進行状況や物理的・化学的な変化を観察・測定した結果を基に分析を行い、塩害劣化の進行・抑制のメカニズム、および各補修の効果を明らかにする。モニタリングWGでは、端島に残存する自然倒壊が間近に迫っている建築物を対象に行う計画である遠隔地モニタリングによる計測結果を基に分析・解析を行い、鉄筋コンクリート構造物の自然倒壊メカニズムを明らかにする。
  2. コンクリート圧送技術調査委員会
    本委員会は、コンクリート圧送工事における品質と安全性の確保に資する計画を実現できる技術を整理し、土木および建築に共通の圧送圧力の算定方法を提案し、工事内容に応じた適切な機種選定ができる方向性を示すことを目的とする。2018年度は、昨年度に引き続きコンクリートの圧送工事における品質確保の課題の抽出と対策案の検討を実施し、同時に安全性を確保するための圧送計画案を検討する。また、これらの成果をとりまとめ、今年度末に報告会と圧送計画案の骨子を基にパネルディスカッションを実施する。
  3. コンクリート基本技術調査委員会委員会ホームページ
    本委員会は、コンクリート施工における「準備工」、「製造」、「コンクリート工」および「品質管理・検査」などのコンクリート技術ごとにWGを編成し、それぞれに関連する基本技術と新技術を整理し情報発信を行うことを目的としている。2018年度は、準備工WGにおける鉄筋工の検討、製造WGならびにコンクリート工WGにおける活動成果の取りまとめを行い、品質管理・検査WGにおいては品質管理および検査のあり方の検討を継続する。
  4. コンクリート構造物の長期性能シミュレーションソフト作成委員会
    これまでに開発してきたLECCAシリーズを活用した検討事例集を整備する。この事例集とLECCAシリーズを活用して講習会を開催し、ソフトの販売促進とユーザーニーズの調査を実施する。あわせて、これまでの講習会から、ユーザーニーズの高い維持管理への対応強化について引き続き検討を進める。
  5. サステイナビリティ委員会
    教科書検討WG、評価指標検討WG、環境意識向上方策検討WG、およびサステイナビリティフォーラムで活動を行う。教科書検討WGでは、教科書の改訂を行い、環境側面に関する最新情報を取り込むとともに、練習問題を挿入する。評価指標検討WGでは、社会的損失という観点でサステイナビリティ宣言文8項目に対する指標を取り纏めるとともに、サステイナビリティ指向型設計を提案する。環境意識向上方策検討WGでは、環境意識向上を図るための人材教育に関するシステムとして、資格制度のあり方について検討する。サステイナビリティフォーラムでは、年2回のシンポジウムの開催、「講座」の執筆などを行い、コンクリート関連産業のサステイナビリティ思考の普及に努める。
  6. マスコンクリートのひび割れに関する調査委員会
    本委員会は、指針改訂を4年後(2023年発刊)に想定し、前回の改訂内容の見直しを行うとともに、新規に加える項目、内容を検討することを目的とする。検討項目を以下に示す。
    (1)ひび割れ発生確率の見直し。
    (2)ひび割れ発生強度、若材齢時クリープ、打込み温度などの設計用値の見直し。
    (3)「マスコンクリートソフト普及委員会」におけるひび割れ幅解析手法、総エネルギー一定則導入による膨張材の評価方法および湿気移動解析の研究成果が公表された段階での指針への取込みの可能性。
    (4)「エトリンガイトの遅延生成(DEF)に関する研究委員会」での研究成果が公表された段階での指針への取込みの可能性。
    2018年度は、上記の4つの項目のうち(1)及び(2)について検討するものとする。

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