中性子線を用いたコンクリートの
検査・診断に関するシンポジウム
—論文・報告募集—

申込締切:2021年4月16日(金)

主催:公益社団法人 日本コンクリート工学会

中性子線はX線とは異なった透過特性を有し、近年、コンクリートに適用する研究が行われるようになってきました。(1)コンクリート中の水の移動の経時観察、(2)コンクリート内部の欠陥(滞水や空隙)の検出、(3)コンクリート中の塩分の非破壊測定、等を定量的に行うことができ、また移動可能な小型中性子源が開発されたことにより、実構造物の健全性に関わる重要な情報を与えるツールになる可能性を持っていると考えられています。
本委員会の前身にあたるTC-184F委員会では中性子線をコンクリート構造物の検査、診断方法として活用するにあたり、中性子線による検査と診断に関する技術の現状、および構造物の調査に関わるシーズとニーズを明らかにしました。その成果を踏まえ設立されたTC-191A「中性子線を用いたコンクリートの検査・診断に関する研究委員会」(委員長:小林孝一・岐阜大学)では2年間にわたり、中性子線を(1)コンクリート構造物の変状箇所のスクリーニング技術、および、(2)コンクリートの品質や劣化・損傷状態の診断技術、として活用できるようにすること、さらにはそれら技術を用いた(3)コンクリート構造物の維持管理体系のシナリオを作成すること、を活動の目的として研究活動を実施しました。
このたび、本研究委員会では、表記のシンポジウムを開催し、委員会活動の成果を公開するとともに、本テーマに関連して、関心のある方々と情報交換および議論を行う場を設けることとしました。つきましては、「非破壊・非接触・非侵襲によるコンクリート構造物内部の診断方法の提案やその方法を実構造物に適用した成果」に関連する論文・報告を広く皆様方より募集したうえで、シンポジウムでご講演頂くことになりましたので、積極的な投稿をお待ちしております。


1. 開催日: 2021年9月27日(月)
2. 開催方法: オンライン(ライブ配信形式)で実施予定
3. 応募要領:
1)内容: 非破壊・非接触・非侵襲によるコンクリート構造物内部の診断方法の提案や実構造物に適用した成果に関する研究論文または報告であって、最新の結果を盛り込んだもの、あるいは既往の論文・報告等を総括的に取りまとめたもの(英文論文を含む)。なお、内容に関するキーワードは次のとおりです。
[(測定原理に関して)特に、放射線(中性子線、X線、ガンマ線、等)。その他、光線(赤外線、宇宙線、等で可視光線以外)、電波(電磁波レーダ探査に用いられるもの)、等。
(測定対象に関して)欠陥探査、単位水量測定、応力測定、水分移動、塩化物イオン濃度、水和、変形測定、配合推定、等]
2)申込資格: 講演者は、申込み時点で本学会の正会員(個人)もしくは学生会員(個人)であること。ただし、連名者は非会員でも差し支えありません。
3)申込方法: タイトルを「中性子線シンポジウム論文(または報告)投稿申込み」としたメールに、(1)論文(または報告)のタイトル、(2)著者名、(3)所属、(4)キーワード(5ワード以内)、(5)概要(300字(英語の場合は200ワード)以内)、(6)予定ページ数(4、6、8ページのいずれか)、(7)連絡者の氏名、住所、所属、電話、E-mailアドレス)をご記入のうえ、下記のアドレスまでお申し込みください(様式随意)。
4)申込期限: 2021年4月16日(金)
5)申込先: 公益社団法人日本コンクリート工学会
「中性子線シンポジウム」係(担当:綿貫)
TEL:03-3263-7204
E-mail:watanuki@jci-net.or.jp
4. 採否: 内容についての査読は行いませんが、シンポジウムの目的、応募件数を勘案し、本委員会にて採否を決定します。採用された方には、その旨を後日通知するとともに、執筆要領に従い、原稿を作成していただきます。
5. 原稿の提出: 1)ページ数:図、表を含め4、6、8ページのいずれかとします。
2)体裁:論文の採否が決まった段階で、原稿の執筆要領にてお知らせいたします。
3)提出期限:2021年7月2日(金)
4)提出先:申込先と同じです。

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