コンクリートサステイナビリティに関する
シンポジウムVIII
—サステイナビリティと
レジリエンスの「進化」に向けて—
—参加募集—

開催日:2019年3月11日(月)

主催: 公益社団法人 日本コンクリート工学会
後援:
(予定)
土木学会、日本建築学会、日本建設業連合会、建設コンサルタンツ協会、プレストレストコンクリート工学会、全国生コンクリート工業組合連合会、コンクリート用化学混和剤協会、骨材資源工学会、セメント協会、全国コンクリート製品協会、鐵鋼スラグ協会、日本鉱業協会、日本コンクリート診断士会、日本フライアッシュ協会

「平成30年7月豪雨」は、記録的な雨量で多くの犠牲者を出した。これまで経験のない気象条件が重なった結果とはいえ、降雨の供給元は海水温度の上昇による水蒸気であることは間違いない。美しい典型的な日本の山林は強烈な降雨には脆かった。狭い国土に多くの人間が住まなければならない日本では、強靭な環境を人工的に造らざるを得ないが、国民がそのことの重要性を認識する阻害要因がある。加えて、気候変動の影響が深刻さを増しており、災害リスクは高まっている。
2011年に起きた東日本大震災は、マグニチュード9.0の大地震であった。この地震は、原子力発電所の爆発という大惨事をも惹起し、社会のサステイナビリティの本質を学習する極めて重要な機会と試練を我々に与えた。また、2018年9月には北海道で震度7を記録する地震で大きな被害があった。今後、南海トラフ地震や首都直下地震の発生が高い確率で予測されている。我々は、これらの地震で何が起こるかについて明確に認識しておく必要がある。東京大学・地震研究所では、地震の強振動や津波などの現象の解明と予測に取り組み、警鐘を鳴らしている。また、最近、土木学会が、『「国難」をもたらす巨大災害対策についての技術検討報告書』を発表し、その被害推計も行っている。
国は、東日本大震災を受けて2013年に「国土強靭化基本法」を成立させ、その政策として「国土強靭化政策大綱(案)」が示された。しかし、現在、実際の予算がどの程度国土強靭化に資しているかについては必ずしも明確ではない。我々は、法律や設計基準等にしたがって構造物を設計・建設する。「強靭化」とは、既存不適格の構造物を最低限の安全度に引き上げる意味もあるが、本来は慣用の安全度を高めて余裕度を増すことを意味すべきである。したがって、設計基準等の考え方を変えなければ本当の「強靭化」に繋がらない。このように、コンクリート・建設分野におけるレジリエンスの本質の理解と、実効性を有する体系化が重要となる。現状を適切に把握してはじめて問題を認識し、対応が可能となる。
第8回JCIサステイナビリティフォーラムシンポジウムでは、「国土強靭化基本法」や土木学会『「国難」をもたらす巨大災害対策についての技術検討報告書』に深く関わった京都大学教授・藤井聡内閣参与、及び南海トラフ地震の強振動・津波の予測や長周期地震等について社会に積極的な発言を行っている東京大学地震研究所教授・古村孝志・災害科学系研究部門部門長のお二人をお招きし、ご講演いただくとともに、JCIのレジリエンスに関する活動の最新動向を含めて、サステイナビリティとレジリエンスの「進化」に向けた議論を行う。


1. 開催日時: 2019年3月11日(月) 13:00〜17:00
2. 開催場所: 東京大学情報学環・福武ホール(東京都文京区本郷7-3-1)
3. プログラム(予定):
(1)開会挨拶
13:00〜13:10 
堺孝司(サステイナビリティフォーラム議長・日本サステイナビリティ研究所代表)
(2)JCIサステイナビリティフォーラムの概要
13:10〜13:30 
野口貴文(サステイナビリティフォーラム幹事・東京大学教授)
(3)講演1
13:30〜14:30 「国土強靭化の本質(仮題)」
藤井聡(京都大学教授・内閣参与)
(4)講演2
14:30〜15:30 「巨大地震の実相(仮題)」
古村孝志(東京大学・地震研究所教授)
15:30〜15:40 <休憩>
(5)講演3
15:40〜16:10 「コンクリート構造物の地震後継続利用に向けた挑戦—ISO規格開発」
堺孝司(ISO/TC71対応国内委員会・委員長)
(6)パネルディスカッション
16:10〜16:50 
コーディネイター:堺孝司(前掲)
パネラー:各講演者(前掲)
(7)閉会挨拶
16:50〜16:55
河合研至(サステイナビリティ委員会・委員長)
(内容および時間は,都合により変更することがありますので,あらかじめご了承ください。)
4. 参加費: 消費税込み、配布資料含む。
正会員(個人) 4,000円
団体会員※1・ 後援団体※2・3・4 5,000円
会員外 6,000円
学生※5 3,000円
※1 本学会団体会員の役員・職員
※2 後援団体の個人会員および役員・職員
※3 セメント協会加盟会社の役員・社員および同協会の役員・職員
※4 全国生コンクリート工業組合連合会、各地生コンクリート工業組合およびその組合員会社の役員・職員
※5 学生の方は学生証のコピーを申込み時に必ず同封してください。
5. 申込方法:
1) 参加費を郵便局備付けの払込取扱票にて下記口座へ払い込みください(払込手数料は申込者にてご負担願います)。
振替口座番号:00180-1-293008(加入者名:公益社団法人日本コンクリート工学会)
*通信欄に報告会名・参加者氏名を必ず明記してください。
*納入された参加費は、定員に達しお断りした時以外はお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。
2) 参加申込書に必要事項を記入のうえ、前記1)で郵便局から発行される払込受領証のコピーを貼付し、送付先を明記した82円切手貼付の返信用封筒を同封し、下記申込先へ郵送してください。折り返し同封の返信用封筒により参加証をお送りします。
6. 申込締切: 定員(200名)になり次第、締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
6. 申込先: 〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル12F
公益社団法人 日本コンクリート工学会
「サステイナビリティシンポ」係(担当:平石)
TEL:03-3263-7204/FAX:03-3263-2115
E-mail:hiraishi@jci-net.or.jp

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