日本コンクリート工学会

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コンクリート工学年次大会2001(札幌)
フォトコンテスト
「21世紀に発信するコンクリート」

主催:社団法人 日本コンクリート工学協会北海道支部

たくさんのご応募ありがとうございました!

我国のコンクリートに関する学術・技術の発展を支援する本会では、今年の年次大会において「21世紀に発信するコンクリート」をテーマにフォトコンテストを行いました。
コンテストには全国から200点を越える作品をお寄せいただきました。ご応募いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
こちらのページでは、選出した優秀作品をご紹介いたしております。
※画像をクリックすると、作品を詳しく見られます。

最優秀賞受賞作品
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「夢舞台」
地濃茂雄氏

優秀賞受賞作品
コンクリートの壁面 に描かれた絵柄は、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」からイメージしたものと思われますが、閉塞感の強い現代社会、見る人に夢と希望を持たせる作品です。
夢のコンクリート壁画
高野真希子氏
黄色葉の美しい豊平峡ダムで、湖面 にダムの形状が反映し、秋の静寂感が伝わってきます。
水門の赤い壁の色がポイントとなって、画面が引き締まりました。
ダムと岩肌の黄葉との自然調和が、見事に表現されています。
秋彩の調和
伊東健吉氏
冬の波濤により標識灯も完全に氷柱と化した光景を良く描写 しています。画面全体のブルーの色調から北海の厳しさが伝わってきます。
冬の標識灯
阿部玲子氏

入賞受賞作品
剥き出したコンクリート倉庫の凹凸 が造形的である。
倉庫の亀裂と汚れが、活気のあった往時の港町を彷佛させてくれます。
白黒写真で表現したことで、臨場感のある作品となった。
港町逍遥
粟野孝市氏
「黒部ダム」を俯瞰的な位 置から撮影することにより、スケールの大きな風景写真に仕上げることに成功しました。ただ天候・時間的関係で湖面 の色調に深味がないのが残念です。
黒部ダム
阿部和夫氏
カメラポジションの選択が良く、近代的デザインの歩道橋の全体像と、その奥行きを適格に表現しています。グリンを主とした色調のなかで橋下のブルーの色彩 が大きな役割を果しており、夜の静寂な雰囲気を感じます。
夜の歩道橋
高橋靖彦氏
副題のごとく、電気炉酸化スラグ骨材を顕微鏡で撮影した学術的な映像ですが、それを色彩 ・造形的な視点より判断すると、作者の意図する「 産業副産物による秋の風景」を感じます。
産業副産物による
(電気炉酸化スラグ)
秋の風景

森野奎二氏
高い位 置から、夜の高速道路の車の流れを大胆に撮影しています。
画面の右下から 左上に道路を写し込んだ構図が良かったと思います。
又、左右が暗い事で、道路と車の光跡を浮き上がらせ、ダイナミック性のある作品となっています。
夜の高速道路
紅露雅之氏
犬の散歩シーンですが、女の子三人三様の格好と、愛犬とのふれあいが微笑ましい。
人物と犬の重なりがなかった事も、安定感のある画面構成となっています。
お散歩
多田逸三氏
右の壁面 が画面の半分を占めている割に、下側から写した事で橋の長さが協調されています。
撮影時間、光線状態を待って、この壁面の色調の変化を撮影したらさらに良い作品になったと思います。
世界一の礎
十河茂幸氏
コンクリート剥き出しの滑り台で、子供達がそれぞれのスタイルで遊んでいる。
青い空とコンクリートの色、子供達の赤い服がうまく調和されている。
滑り台
遠藤久栄氏
札幌「芸術の森」での写 真ですが、白いオブジェと新緑のコントラストが美しく、そこに遊ぶ生徒の存在も良く、楽しい会話が聞えてきます。
白いオブジェ
遠藤日光司氏
広い公園の中に忽然とピサの斜塔が現われた意外性を感じます。
三人の親子連れがいる事で、風景のスケール性と雰囲気ある写真となっている。
空の部分を焼き込んだら(黒くする)もっと良い作品となったのでは。
休日
山崎正義氏

ビギナー部門

トンネル(愛知県)
飯場栄二
子供とコンクリート(北海道)
岩崎理智子
神泊大橋(張出架設工法)
板谷仁(北海道)
集う丘
川崎秋子(北海道)
自然とコンクリート
菊原壮二(北海道)
(タニ・カラヴァンの彫刻)
幻のタウシュベツ川橋梁

桜井宏(北海道)
羨望美画
鹿田勲(広島県)
橋のたもとで
東海林直(東京都)
古い煙突
谷川栄治(北海道)
白い庭
寺下良行(北海道)
こもれび
渡辺千枝子(神奈川県)

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